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「グッド・シリアルキラー」(18年・アメリカ) 悪い親たちを処刑しまくる善良(?)なシリアルキラーってか!

グッド・シリアルキラー
幼い子供への親の虐待が日本でも何かと問題になっているけど、そんな子供に暴力を振るったりするヒド~イ親たちがシリアルキラーによって次々と殺されていくサスペンス。

映画では、虐待にあうのは、幼児ではなく高校生だけどね。でも、子を虐待するヒド~イ親には変わりない。
おそらく、アメリカでもそんな親たちが少なからずいて、それに苦しみ悩んでいる少年&少女も多いんだろうな。

そんな社会的ともいえるテーマを、ちょいホラー風味を加味しサスペンス・タッチで描いたのがこの「グッド・シリアルキラー」。

親たちを殺害するシリアルキラーの男と彼の家族の視点から描かれていて、ある意味、予想を裏切るラストまで、ピカレスクな展開に、僕個人としちゃ、なかなか面白い作品だと思っちゃったわさ。

公立高校でソーシャルワーカーとして生徒たちの相談にのっているエヴァン。
そこで、親や叔父にヒドイ目にあわされている生徒たちの話を聞き、
内心に怒りがこみ上げ、そんな親たちなら殺してしまおうと決意するエヴァン。
実は、エヴァンは幼い頃、父から暴力的に虐待された過去があった。
子供を出産したばかりのエヴァンの妻ローレンは、
夜ごと家を抜け出す夫を、浮気をしているのではと疑うが、
ふとしたことから彼が生徒たちの親を殺害したシリアルキラーだと気づく。
その頃、エヴァンが殺して土に埋めた親たちの死体が発見され、
警察が、彼の周囲を捜査し始めた…。

オープニングは、病院のグラマラスな女医が仕事終わりにシャワーを浴びていて、
殺人鬼にナイフでノドを掻っ切られるシーンでスタート。

そして、その殺人から数か月前に戻って、ストーリーが展開する。

ワル~イ親殺しの話なのに、なぜ女医が殺されるのかは後で分かってくるけど、
この女医が、いけすかないイヤな女なんよ。
それに、彼女を殺したのがエヴァンだと思っていたら、意外や意外!

90分ちょっとの作品だけど、無駄なくテンポよく話がズコズコ展開し、
ダラケタところがないタイトな演出がナイスやん。
監督のヘンリー・ジェイコブソン、ちょっと気にしておいてもいい監督カモ~ン。

適度にスリリングで、適度にシリアス。

殺人シーンも、あまりドロドロと血を流さず、
血みどろスプラッターになりそうなところ寸前で止め、節度がある。
あくまで、エヴァンやローレン、それにマリーの心情を軸に
物語を進めようしているのが好感が持てるやん。

エヴァンの母マリーが、出産したばかりのローレンを手助けしようと、
エヴァンの家にやってくるが、義母をあまり好ましく思わないローレン。
でも、最後には…。

家族を苦しめる親ならいない方がいいと殺しを続けるエヴァンだが、
ヒドイ目にあっていても突然消えた親を心配する生徒もいれば、
消えたことでニンマリ笑みを浮かべる女生徒もいる。

そして、親を殺したのがエヴァンだと気づいた生徒のひとりが、
そのことをローレンに打ち明けたとき、彼女のとった行動が…。

ある意味ハッピーエンドにも思えるラストシーンにニンマリよ、ホンマに。

エヴァンを演じたショーン・ウィリアム・スコットは、「アメリカンパイ」で注目され、
お調子者キャラが得意で、そんなオバカな役柄が多い俳優さんだけど、
本作じゃ、物静かで淡々と殺人を続ける家族思いの主人公を力むことなく好演。
表情や仕草で、内なる狂気をジンワリと滲み出してるのよ。

妻のローレン役マリエラ・ガリガは、テレビドラマで活躍する女優さんのようだけど、
殺人を犯す夫の理由を知った後のローレンの思い切った行動など、
家族を守るためなら何でもやったるわいって潔い妻を、それなりに説得力を持って演じてる。

母マリーを演じたデイル・ディッキーは、数多くの映画やテレビに出演しているベテラン女優。
最初は、近親相姦と思えるほど息子のエヴァンにべったりで、
ローレンから変な眼で見られることもあるが、
彼女も家族に嫌な思いをさせた相手にはしっかり罰してしまうという、
狂気をはらんでいる女性を、さりげなく演じてる。

とにかく、エヴァンを、ユアン・マクレガーなど名のある俳優が演じていたら、
ひょっとして劇場公開もあったかなと思える、そこそこ良く出来た娯楽サスペンスであ~りました。


ニューセレクト 2019年6月3日レンタルリリース



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「ファイティング・with・ファイア」(19年・アメリカ) 森林消防隊員たちが生意気チルドレンにワヤクチャされまくるライト・コメディやんかいさぁ!

ファイティング・with・ファイア
プロレスラーから映画界に進出した俳優と言えば、「ジュマンジ」シリーズのドウェイン・ジョンソン、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のデイヴ・バウディスタなどがいるけど、本作の主役ジョン・シナもそのひとり。

「バンブルビー」に出ていたらしいけど、未見なので僕にはお初となったジョン・シナさん。アーノルド・シュワルツェネッガーをちょいソフトにしたような顔立ちで、小ざっぱりしてるって印象かな。

そんなジョン・シナ主演のコメディが、この「ファイティング・with・ファイア」。なんでも、アメリカじゃ初登場3位のヒット作らしいけど、日本でのシナの知名度の低さもあって劇場未公開、ソフトスルーとなっちっち。


コメディは好きなのでレンタルしたんだけど、まあそこそこ笑えて、
ちょいペーソス味をプラスしている、いかにもネアカなアメリカンチック・ムービーやった。


森林降下消防隊の分署長ジェイクは、優秀だけど堅物で融通が利かない消防士。
ある時、火事に見舞われた家から3人の子供達を部下たちと共に救出するが、
彼らの両親に連絡が取れず、消防署で預かることになった。
だが、子供達は一筋縄ではいかないヤンチャで、ジェイクや部下たちは悪戦苦闘する羽目に…。

カリフォルニアの自然がいっぱいの森林地帯が舞台だけに、
映像に澄んだ空気感が漂ってるのがいいな。
消防署のメンバーも、四角四面に物事を考えてしまうジェイク、
ちょっとお調子者のマーク、いちいち有名人の名言を口にする料理上手のロドリゴ、
そして無口でいつも斧を背負っている巨漢のアックスとキャラクターがはっきりしているのもナイス。

子供達も、とっても可愛い幼女ゾーイ、ヤンチャ坊主のウィル、
そして一番上のちょいクールな少女ブリンと、性格がはっきりしている。

監督のアンディ・フックマンは、「ウィッチマウンテン/地図から消された山」など、
コメディ専門みたいで、スラプスティックなギャグやオバカなギャグを散りばめ、
テンポよくストーリーを展開しているやん。

ただ、脚本が荒っぽいというか、いい加減なせいで、
物語がいまいち弾まないのがなぁ。
子供達にはある秘密があるんだけど、
そんな彼らと消防隊員が心を通わせていくところが、
ちゃんと描かれていないせいで、薄っぺらさを感じてしまうんよね。
消防署の飼い犬アッシャーの使い方も工夫に乏しいし。

ギャグも派手さを狙って、ちょっとオーバー気味なところもあったかな。
ゾーイのウンチネタは、ヘンに生々しくってモノを口に入れて鑑賞しなくて良かったけど。

まあ、何にも考えずにホゲーと見る分には、気楽に楽しめる作品かなって感じよ。

主役のジョン・シナは、演技に硬さがあって、生真面目そうなキャラにはナイスマッチ。
どうも柔軟さに欠けてて、でくの坊っぽいのよね。

その分、マー役キーガン=マイケル・キーが、飄々とした演技で、笑いを盛り上げてくれる。

ロゴリゴ役ジョン・レグザイモも、ベテランだけに軽いフットワークで
シナの硬さを和らげるナイスフォローな演技を見せてる。

ブリン役は、「デッドプール」シリーズで、
ミュータント、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドを演じたブリアナ・ヒルデブランド。
「デッドプール」でのクールな印象があるのか、
妹や弟たちを守る長女キャラは、ちょっと合わない気もしたな。
意志の強そうな顔立ちに、あまり健気さってものが感じられなかったせいもある。
ブリアナは、明朗快活な作品より、ちょっとクラメの作品の方が魅力を発揮するじゃな~い?

ま、暇つぶしに見るには、お手頃な作品であ~りました。
ただし、カウチポテトしながらはダメよダメダメ、ダメなのよ~ってか!
なにせウンチネタが………。


パラマウント 2019年6月3日レンタルリリース



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「オフィーリア 奪われた王国」(18年・イギリス/アメリカ) 「ハムレット」のオフィーリアがタフなヒロインになった異色シェークスピア史劇やん!

オフィーリア 奪われた王国
「スター・ウォーズ」の新シリーズで、主人公レイを演じたデイジー・リドリーが、「スター・ウォーズ」シリーズの合間に出演したらしい史劇ドラマが、この「オフィーリア 奪われた王国」。

デイリー・リドリー主演なら劇場公開してもよさそうだけど、なぜか劇場未公開でソフトリリース。映画の出来がよっぽどひどいのかな~と、ちょっと気になりレンタルして見てみたんよ。

シェイクスピア原作の「ハムレット」を、オフィーリアを主人公に、原作の展開に変更を加えて新たな視点で描いたもので、フェミニズム要素を押し出した女性メインのドラマに仕上がっていて、そんなに出来は悪くない。

原作じゃ、たしか儚(はかな)げな存在だったオフィーリアが、
デイジーが演じることで気丈で少々タフな女性になっていることろが面白い。
ラストも、なんだかほっこりとさせられて微笑ましいしね。

物語は、平民だが侍従長ポローニアスの幼い娘オフィーリアがガートルート妃に気に入られて、
彼女の侍女としてそばに仕えるところから始まる。
美しく成長したオフィーリアは、留学先から帰国したハムレットに見初められる。
侍女と王子の恋は許されないと、最初は王子を拒むオフィーリアだが、
ハムレットの強い思いに屈し、いつしか愛し合うことに。
そして、2人は山奥の小さな教会で結婚式を挙げ、夜を共にする。
その頃、権力に執着する王の弟クローディアスが、王に毒を盛り、暗殺した。
王は毒蛇に噛まれて亡くなったことにされ、
クローディアスは前王の妃ガートルードを妻にし、王位についた。
叔父が王位につくことを認めようとしないハムレットは、
叔父に刀を向けたことで、再度留学を命じられる。
オフィーリアは、妃のために一度訪れた森に棲む魔女メヒティルトが
何者かが王毒殺のための薬を彼女に作らせたことを知る。
その依頼主がクローデァイスと気づくが、
そのことを知った彼は、オフィーリアの口を封じるために
無理やり部下の男と結婚させようとするが…。

シェークスピアの原作をベースにしながら、オフィーリアが主人公だけに、
ハムレットの物語はかなり省略され、ストーリー展開もあちこち改変されている。
だから、オフィーリアの父が間違ってハムレットに殺されるなどの場面はなく、
ある程度、原作のストーリーを把握していないと、分かりずらい個所もあるかもよ~ん。

しかし、一番驚いたのが、池に身を投げて自殺したはずのオフィーリアが…。

監督は、シドニー出身のクレア・マッカシーって女性で、
ジョエル・エドガートン出演のドラマやショートフィルム、
それにテレビドラマを監督していたみたい。
そつのない演出で、現代感覚を滲ませながら、中世史劇を無難にまとめ上げてるって感じかな。
ま、クライマックスの、ハムレットを含め登場人物が次々と死に絶えていく様は、
結構ドラマティックだったかな。
とにかく、オフィーリアのイメージを覆そうとしたのか、
愛に生きる芯の強いタフなヒロイン像を上手に作り上げている。
ま、デイジー・リドリーをヒロインに迎えたことからして、思わく通りって気もしたけど。

ガートルード妃と森の魔女メヒティルトの二役を演じたのはナオミ・ワッツ。
クローディアスを巡って因縁めいた関係にある姉妹を、無理なく演じてる。

ハムレット役は、「1917 命をかけた伝令」のジョジ・マッケイ。
ハンサムとは言い難く、苦悩が滲み出るって感じもあまりしないけど、
相手の地位などお構いなしに恋に突っ走る純なところのある王子を無難に演じてる。

クローディアス役は、クライブ・オーウェン。
「キング・アーサー」で主役を演じたベテランだけど、
女をもてあそぶ卑劣で傲慢な男を嫌味たっぷり演じてる。

脇では、オフィーリアの兄レアティーズに
「ハリー・ポッター」シリーズのドラコ・マルフォイで知られるトム・フェルトンが顔を見せてる。

映像や美術、衣装も丁寧だし、大作感に乏しいところはあるけど、
普通に楽しめる作品であることは確かやん。

しかし、デイジー・リドリーって、「スター・ウォーズ」シリーズに出たおかげで、
強い女のイメージが付きすぎてて、今後もそんなキャラばかり演じることになるんやろかなぁ。

他人事ながら、ちょっと心配になってきたやおまへんけぇ!


アメイジングD.C. 2019年5月2日レンタルリリース



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「エイリアニスト NY殺人ファイル」(18年・アメリカ) 障害を持つ心理学者が連続猟奇殺人事件に挑む、クラシカル・タッチのサイコ・サスペンスやん!

エイリアニストNY殺人ファイル
以前から気になっていたドラマ「エイリアニスト NY殺人ファイル」を、TSUTAYAでレンタル料が準新作100円サービスの時にまとめて借りて一気見したんよね。
Netflixで配信されたらしいけど、あいにく僕は契約していないので見れなかったんよ。

タイトルから、最初はエイリアンが登場するSFドラマかなと思ってしまったけど、ジャケットにエイリアンらしきものは登場していないし、説明を読んでサイコスリラーだってのが後で判ったわ。

なんでも“エイリアニスト”というのは、物語の舞台でもある19世紀のアメリカでは、精神病患者は人間の本質を失っていると考えられたらしく、その精神病の研究者を“エイリアニスト”と呼んだんだそう。

そんなエイリアニストである主人公が、
信頼できる仲間と共に連続猟奇殺人事件の真犯人を追いつめようとするのがこのドラマ。

サイコサスペンスは好きなジャンルだし、期待満々で見た感想だけど、
スリルやサスペンス要素はまずまずなんだけど、
人間ドラマ要素もあって、映像に深みもあり、それなりに見応えがあったドラマだった。

猟奇事件を捜査する中で、主人公の内に秘めたものが少しずつ明らかになり、
ものの見方や考え方が良い方に変化していく様や、
仲間たちの心情もしっかり描かれているし、
19世紀末のニューヨークの社会状況もきめ細かく描写されていて、
物語が実に豊かに感じられるんよね。

1896年のニューヨーク。
女装した男娼の少年が惨殺される猟奇事件が起こり、
それを知った心理学者ラズロー・クライズラーは、
友人で新聞の挿絵画家ジョン・ムーアに現場に潜り込ませ死体の絵を描かせた。
ラズローは、3年前に自分の患者が殺された未解決事件に共通していることに気づき、
大学で同期だったニューヨーク市警察の新任警察本部長セオドア・ル-ズベルトの協力を取り付け、
法医学が専門の市警察のユダヤ人兄弟刑事やルーズベルトの秘書サラ・ハワードと共に
事件解決に乗り出すが…。

まず、19世紀末のニューヨークの街の映像が、
テレビドラマとは思えないくらい細部に至るまで丁寧に描写され、
めっちゃリアルで劇場映画並みのクォリティ。

日本でも翻訳本が出ているケイレブ・カーの小説「エイアリアニスト 精神科医」を
ドラマ化したもので、彼はこのシリーズのコンサルティング・プロデューサーもしているらしく、
それだけに街の風景だけでなく、衣装、室内装飾など細部にわたってこだわったのかもしれないな。

登場キャラそれぞれの描写も、全10話シリーズだけに、メイン・キャラだけでなく、
脇キャラまで抜かりなく描かれているのもナイス。

右腕に障害があるラズローは、その障害を先天的と周りに話しているが実は…。
人間味があるようで、人間を研究対象としてしか見ないような冷淡なところもあり、
彼が物語が進むにつれて、自分が思い上がっていたことに気づき、
次第に周囲の人間たちと打ち解けていくところが良い感じ。
ラスト・シーンは、ちょいジーンと来てしまったやん。

ニューヨーク市警初の女性職員としてセオドアの秘書として働くリサは
ラズロー同様に暗い過去があり、それ故か男に負けまいと気丈に振舞う。
当時は、女性参政権がまだなかった時期だっただけに、彼女の健気な姿に、
頑張ってと応援したくなってくるやん。

金持ちの祖母と暮らす挿絵画家のジョンは、
売春宿の常連で酒好きな上流階級のボンボン風情だが、
ラズローから、絵を描くこと意外に協力してもらうことはないと言われ、
それなら自分も役に立とうと勝手に男娼館を調べようとしてドジを踏んでしまったり、
なんか人間臭くって、好感が持てるな。

二卵性双生児のユダヤ人兄弟マーカス&ルシアス刑事や、
ラズローのメイド・メアリー、使用人のサイラス、
厩番(うまやばん)の少年スティービーなども、
物語にナイスなアクセントをつけてる。

また、市警察の極悪警部コナーは、
むかつくほどのワルで、富裕層に媚を売りまくってる引退した元警察長官の下で、
ラズロー達の捜査を邪魔しまくり、男娼館からワイロを巻き上げまくってる。

でもコナーが卑劣極まる存在だけに、ストーリーがより弾み、
いつ彼がやっつけられるんだろうと期待してしまっったやん。
期待通り、ラストでは…。

まだ、写真が普及しておらず(だからジョンが殺人現場を写生するんだけど)、
指紋鑑定が一般的でなかったし、もちろん電話も登場しない時代。
いかにして真犯人にまで辿り着けるのか、犯人の心理を読み解こうとしながら、
古典的な手法による捜査は実を結ぶのか!

レトロでクラシカル、猥雑で淫靡、とにかく様々な要素が絡み合った、
それなりに味わい深い作品であ~りました。

ラズロー役のダニエル・ブリュール、ジョン役のルーク・エヴァンス、
リサ役のダコタ・ファニング他、俳優もそれぞれ好演だ。

それに、コナー役デヴィッド・ウィルモットの極悪ぶりも、ちょっと忘れがたいかな。

なんでもアメリカじゃ、シーズン2の製作が決定したらしいけど、
日本では、この作品、あまり話題になってないみたいだし、ソフトリリースがあるのかどうか。
できたら、登場人物たちのその後が気になるし、みてみたいやんかいさぁ。


パラマウント・ピクチャーズ 2019年4月24日レンタルリリース



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「ガーディアン24」(19年・フランス/ベルギー) スーパーの凄腕警備員VSヘナチョコ&チャラい強盗団!ちょっぴりハラハラちょっぴりゲラゲラやん!

ガーディアン24
フランスでスマッシュヒットを放ったらしいアクション映画がこの「ガーディアン24」。

火炎放射器らしいものを手にしたマッチョっぽい黒人ヒーローのジャケット・デザインから痛快娯楽アクションを思わせるけど、中身はちょっぴり笑えて、どこか人懐っこい、気楽に楽しめる作品やった!

主人公が、「最強のふたり」のオマール・シーとか日本でもそこそこ知名度がある俳優なら、劇場公開されたかもしれないけど、いまいち地味っぽい顔立ちの俳優だけに、あえなく劇場未公開。ま、仕方ないか。

スーパーマーケットで警備員の仕事しているワルテル。ごつい体格だが、温厚な人物として通っていた。
店が閉まったある夜、警報装置が誤作動した。
寝室で妻といちゃついていたワルテルは警備会社から連絡を受け、確かめに店に向かった。
そこでスーパーに忍び込んだ強盗団に銃を向けられ、冷蔵室に閉じ込められてしまう。
強盗団の目的は、隣接する宝石店から宝石を盗むことだった。
強盗団は、中年男ゴランをリーダーに、チャラい若者4人。
若者たちは、あまり抵抗しないワルテルをコバカにし、
警戒することもなく彼に悪ふざけをしまくった。
だが、すきを見て反撃に出たワルテルにえらい目にあわされることに!
実は、ワルテルは何人も殺しまくったアフリカの元最強兵士だったのだ…。

スーパーの警備員として、お客に親切に対応したり家庭では妻や娘たちを愛する温厚な姿を見せ、
最強らしさを全く伺わせないが、いざ反撃に出ると、
やられたら倍返しとばかり最強兵士スキルをさく裂させ、強盗団に襲いかかりよる。
でも、相手を殺すってことはなく、痛めつけるだけ。

監督は、脚本も書いたヴァランテ・スージャンって人。フランスかベルギーの人だろうな。
新味のある話ではないけど、無駄なくテンポ良くストーリーを展開しユーモアもたっぷり。
若者たちのチャラさったらないし、その分ワルテルの冷静沈着ぶりを際立たせ、
物語を弾ませ結構楽しませてくれるやん。

ワルテルが、スーパーのものを使って武器にするところも面白い。
ジャガイモを弾代わりに相手にぶつけるとかさ。

ワルテルは、奥さんのロランスと、二度と人は殺さないと約束したようだけど、
相手が無茶なワルサをすると、我慢できずに戦闘スキルを駆使してしまいがちになるみたい。

アメリカ映画なら、最後は強盗団のリーダーを殺してしまうところだけど、
そうはならず何ともお気楽な結末にたどり着き、なんだかホッコリした気分にさせられるやん。

主演のワルテルを演じるのは、イッサカ・サワドコ。
ごつい体格で動きも機敏だし、ちょい優しさを滲ませる顔立ちがキャラにナイスマッチ。

強盗団のリーダー、ゴラン役は、「セラヴィ!」に出ていたアルバン・イヴァノフ。
フランスのコメデイ俳優らしいけど、笑いは控えめでチンケなワルを怒鳴りまくって演じてる。

サミル、ヨニ、カメル、チィエリーの強盗団のチャラい若者たちがユーモア担当みたいで、
強盗団のクセに、まるで真剣味がないというか、恋人とスマホで愛を交わし合ったり、
そのマヌケっぷりが、なんともオカシイ。
監督のおかげで、オツムの悪い4人それぞれのキャラも丁寧に描き分けられてるやん。

とにかく、すごく面白い映画とまでは言わないけど、ポテトチップスでも頬張りながら、
ホゲーッと楽しめる普通に面白い娯楽映画であ~りました。

劇場未公開作品って、この程度に全く及ばない、めっちゃツマラン作品が結構多いんよねぇ!


アメイジングD.C. 202年3月4日レンタルリリース



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プロフィール

森晴樹

Author:森晴樹
大阪市東成区大今里生まれ。大阪市内を転々とし、いつのまにか僕が生まれた町、大今里に舞い戻ってきてしまいました。
情報誌、PR誌の編集・原稿執筆を経て、現在はフリーライター。クロスワード他、クイズ製作もこなしとります。趣味は、DVDで映画鑑賞。

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