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GALACTICA RAZOR ペガサスの黙示録(07・米TV)

GALACTICA RAZOR ペガサスの黙示録

レンタル店には、アメリカや韓国のTVムービー・シリーズが、かなりのスペースをとってドド~ンッと並んでいる。
ソフト会社やレンタル店にとっちゃ、劇場映画なら1本単位で借りられるけど、シリーズが当たれば、シリーズ全巻借りてもらえるから、ビジネス的には好都合なんだろうんね。

そんなTVシリーズで、僕が最近ハマっているのが、SFドラマ「GALACTICA(ギャラクティカ)」。
たまたま、知り合いから勧めでシリーズのシーズン1・(起)の序章「ジェノサイド」を借りて見てから(182分もあった)、ドラマティックでアダルトな展開に魅入られてしまったんだ。

SFXも、TV番組とは思えないリアル感たっぷりだし。
人間ドラマとしても、実に奥深いし、予想を裏切る展開が用意されているし、止められない止まらないカッパ・エビセン!(古いギャグでゴメン)でおまんにやわ。
シーズン1(起)、シーズン2(承)、シーズン3(転)と見続けて、いよいよ最終シーズン4(結)が待ち遠しくてしかたがない今日この頃でおまんにやわ。

どうも(結)は来年までお預けらしく、その代わりというか、僕のような「GALACTICA」ファンのためという訳でもないけど、シリーズのスピンオフ作品「GALACTICA RAZOR ペガサスの黙示録」がリリースされた。

これは、シーズン2の第10~12話に登場した女艦長が仕切る宇宙船ペガサスにまつわるドラマ。
日本でもCSかなんかでTV放映されたらしいけど(ウチはCS放送が見れないんで、確かなことは判らない)、その全長版。

ペガサスの乗組員だった女性ケンドラを軸に、ギャラクティカのレギュラーメンバーが登場し、シリーズ以上に、シビアでハードな物語が展開。
人類の宿敵サイロン軍団との、宇宙戦バトルも迫力満点。劇場の大画面で見たくなるスケール感よ。

気丈で冷徹、任務を果たすためにはどんな犠牲も払わない、はた目からちょっとコワくて近寄りがたいケンドラ。その徹底ぶりに、最初は好きになれない女やな~思ってしまったけど、彼女のとったラストの決断に、ついホロリッとさせられてしまいましたわさ。
任務遂行のためには、自分だって犠牲にする、その真っ直ぐな生き方に、ちょい感動。
一本筋を通した行動にアッパレよ。
これ1本で、彼女の見納めなんて、な~んか残念。
演じるステファニー・ジェイコブソンは、東洋の血が混じっているようなオリエンタルな顔つきで、めっちゃ美人ってこともないが、キャラにピッタリで、強い印象を残すってことは、力演しているんだ。
サイロン役でもいいから、再登場して欲しいな~。

なお、このスピンオフ作品は、アメリカじゃシーズン4の直前に放映されたらしく、スピンオフを見る前にシーズン1~3を見ておかないと、理解しにくいところがあるかもね。

しかし、シーズン3の最終話で、まさか、あの人までサイロンだったなんて!!
(見ていない人には、何のことかわからないか)

とにかく「GALACTCA」は、「ミレニアム」に続いて、個人的に超お気に入りのTVシリーズだ。

ところでこの「GALACTICA」シリーズ、日本でもファンが多いんだろうか。
僕の行くレンタル店じゃ、あまり借りられていないみたいなんだけど…。

「GALACTICA ギャラクティカ」公式サイトがあるんで、
興味ある人、詳しいことを知りたい人は、下のページに飛んでチェックしてみてちょうだい。
http://www.galactica-saga.com/

テーマ : TVムービー
ジャンル : 映画

ミヒャエル・ブリー・ベルビヒ(ドイツ)

国民の8人に1人が見たというドイツ映画史の上で、戦後最大のヒットとなったウエスタン・コメディ「マニトの靴(DVD題名・荒野のマニト)」(01)の、製作・監督・脚本・主演をこなしたマルチ・タレント、ミヒャル・ブリー・ベルビヒ。
1968年生まれだから、彼が33歳の時だ。

ここしばらく、ヨーロッパ系のコメディって、ほとんど日本公開されなかったけど、「マニトの靴」は、本国の大ヒットの勢いをかってか、日本でも劇場公開された。でも、全くヒットしなかったみたい。
ま、馴染みのない役者ばかりだしね~。
「マニトの靴」って日本題名も、どんなジャンルの作品か判りにくいというか、ちっとも興味をそそらないわさ。日本でヒットさせる気があるんかいなと思ってしまう。

「マニトの靴」(DVDタイトル「荒野のマニト」)

アパッチのアバハチと、彼と義兄弟の誓いをしたレインジャーが、アバハチの双子の兄でオカマのヴィネタッチや幼なじみの美女ウシー等と共に、アホな冒険を繰り広げるナンセンス・ウエスタン。
90分弱の作品だが、すっとぼけたオバカ・ギャグが、テンポよく詰め込まれ、スラプスティックなドタバタ・アクションに、ミュージカル・シーンまで登場。
毒っ気ゼロで、とにかくノーテンキこのうえないんだけど、
見終わったら後、なんか楽しい気分に浸れるんだ。

ストーリーは脱線することなくスムーズに進み、ギャグも物語からはみ出すことはない。だから散漫な展開にはならず、物語としてのまとまりがとても良いんだ。
おそらく、ベルビヒは、脚本の段階でかなり練ったんだろう。
ストーリーを逸脱するようなギャグは一切入れないというか、ストーリーに沿ってギャグを考えていったんだ。
男同士の友情みたいなもんも、さりげなく描かれ、ちょい胸が熱くなるかな~。

いかにもアメリカの西部劇で流れるような勇壮な音楽を随所に流し、これぞ西部劇の荒野らいしい風景を描き込もうとしていて、物語のバックグラウンドには結構気を遣っているというか丁寧だ。
そうすることで、ナンセンスなギャグが、より際だつんでおます。

下ネタ系のギャグも、ライトなセリフとアクションでサラリと見せるのも、良い感じ。
オカマの兄ヴィネタッチのオネエ系ギャグは、ちょいベタ過ぎるやんけと思ったけど。

ベルビヒさん、昔から映画界への進出が念願だったようで、様々な娯楽映画を勉強しているみたいで、「マッケンナの黄金」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」他、ヒット映画の名場面を、ギャグからませて上手に取り込んでいる。

俳優としてのベルビヒも、どこか人なつっこくて、お茶目で、なかなか好感が持てる。

「マニトの靴」に続いて、今度はSF映画にチャレンジした、「スタート・レック(宇宙大作戦)」のパロディとも言える「ドリームシップ エピソード1/2」(04年)も、日本でちゃんと劇場された。
これまた、日本でヒットしたって話は聞こえてこないけど。
映画業界の誰かが、メッチャ彼に肩入れしてるんやろか。

ドリームシップ1/2

今回も、ヘルビヒは制作・監督・脚本・主演をこなしてる。
役名は、オカマのバルカン星人スパック。(ヒネリのなさ過ぎる名前やないけ)
共演は、「マニトの靴」のレンジャー役クリスチャン・トラミッツが、これまたオカマチックなコーク艦長。それに「スター・ウォーズ」のレイア姫もどきのメタファや、宇宙タクシーの運ちゃんに「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」のティル・シュバイガーが加わり、4人が地球の危機を救うため未来から現代にタイムスリップして、冒険を繰り広げるナンセンスSFコメディ。

「スター・トレック」のパロディって書いたけど、取り上げた作品を茶化すんじゃなく、ヘルビビ独自のオリジナルな要素をプラスし、その作品への敬意というか愛情みたいなもんも、ちょい感じさせてくれるのがナイス。
「マニトの靴」でも、西部劇への愛情を感じられたし。

自分が好きなジャンルの映画に対するオマージュを出発点に、作品作りをしているのかも知れないな。

今回の「ドリームシップ-」も、物語のバックグラウンドに気を遣っているというか、丁寧に作り込んでいて、SFXやセットにたっぷり制作費をかけている。
これは、ヘルビヒ監督の、映画作りのモットーなんだろね。
登場人物達のやってることと言ったら、とことんナンセンスでばかばかしいのに。
ドリームシップ号の形が、タマタマとオチンチンの形とお下品なのに、丁寧なCGIでみせられると、妙に感心させられてしまう。

映画の出来は、僕個人としちゃ、「マニトの靴」ほど笑いが弾けているって気はしなかったけど、それでも十分楽しい楽しい作品で、ラストのオチもベリーナイスでおまんにやわ。
「マニトの靴」同様、ミュージカル場面もあるし。
普通のソファーにしか見えないタイムマシーンとか、小道具も笑わしよるし。

ところで、「マニトの靴」でも、ラスト・クレジットの後で、おまけシーンとして、ヴィネタッチが「オカマが好きな男と結婚できない世の中はおかしい…」とかブツブツつぶやきながら、荒野に消えていくけど、「ドリームシップ-」でもオカマ・キャラ。
ヘルビビ自身、オネエ系のゲイなんだろか。
それとも、一昔前の藤井隆みたいにキャラとしてオカマを演じているだけなんだろか。
ま、どっちでも良いことだけど。

彼の新しい監督作は、日本でも出版されている児童小説「小さなバイキング ビッケ」の映画化作品。
この映画のドイツのホームページを見たけど、セットが懲りまくっていて、SFXもあり、もちろんヘルビビ風ギャグも、それなりに盛り込まれているみたい。
今度も、日本で劇場公開されるんだろうかしらね?

最近は、アメリカで大ヒットしたコメディでも、日本じゃ劇場公開見送りで、ほとんどDVDスルーでしかリリースされないし、ましてやドイツのコメディったらな~!
児童小説なら、別かな?

「ドリームシップ1/2」のスペシャルページが、まだネットに残っていたので、
そこのベルビヒ・プロフィールを要約して紹介

●ミヒャエル・ブリー・ベルビビ
1968年ドイツ生まれ。
1992年、ラジオのモーニングショー「」ランゲマンと朝のクルー」でキャリアをスタート。
ラジオ・コメディ「バイエルン・コップス」が800シリーズを越える人気となる。
1997年、ラジオからテレビへ進出。
ベルビヒ原案・出演・監督の「ブリーパレード」が第大人気となり、コメディ番組の権威ある賞ゴールデン・ローズ・オブ・モントレックスにノミネート。
ラジオ番組「ブリーのレイト・ライト・ショー」がドイツのラジオ史上初の全国放送となる。
2000年「エルカン&シュテファン」で劇場映画・監督デビュー。

テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

「地球侵略戦争2150」(66年・イギリス)

地球侵略戦争2150

2~3年前に、NHK教育テレビで放映されていた、イギリスのSFテレビシリーズ「ドクター・フー」にハマり、毎週録画しては見ていた。
地球のヤングガール、ローズを相棒に、時空を自由に行き来できるターディス(公衆電話ボックス型異次元移動マシン)に乗り込み、毎回、ユニークな異星人やモンスターと戦うんだけど、スリリングなのに、どこかユーモラスで、レトロな匂いもあり、次回が楽しみで仕方なかった。
ストーリーもよく練られていて、イギリスらしい、かっちりとした構成だった。
とにかく、フーのキャラが、ちょい謎めいていて、とても魅力的だった。
SFXも、結構頑張っていたし。

なんでもイギリスで44年の長きにわたり続いていた人気テレビシリーズだそうで、僕が見たのは、主人公のドクター・フー役9代目のクリストファー・エクルストンと、10代目のデビド・テナント。

「地球侵略戦争2150」って題名から、ドクター・フーものとは判らなかったんが、そうと判って、TSUTAYA DISCAで借りて見ることにしたんだ。
本作は劇場版第2弾で、劇場版1作目の「Dr.フーinダレクの惑星」(65)共々、以前日本でもビデオリリースされていたらしいけど、それさえ全く知らなかった。

フー役は、「吸血鬼ドラキュラ」のヘルシング教授で知られるピーター・カッシング。
孫娘や姪と一緒にターディスで時空旅行をしているって設定で、これはテレビ版・1代目フーと同じらしい。ちなみにテレビ版1代目はウイリアム・ハートネルって人。

フーの昔からの宿敵ダーレク(コショウの瓶型ロボット・エイリアン)に地球を支配され、人間が奴隷として働かされている2150年のイギリスにやって来たフー。
ダーレクに抵抗するグループと共にわずかに生き残った人たちと共に、ダーレクとバトルを繰り広げるが…。

なにせ40年以上前の作品だけに、チープ感はいなめないけど、レトロでキッチュな雰囲気が、楽しい作品だった。
ダーレク達の円盤に、なぜかダッシュボードがあり、そこからフーの仲間が脱出して地面に降り立つとか、ムチャクチャやないか!と言いたくなるような設定も、なんか微笑ましい。
もっとムチャなのが、地球の核に通じているであろう深い穴にダーレクが重量感のある爆弾を落とすところ。
フーの相棒の警官が穴の途中に板を斜めに並べて、違う穴に誘導してしまうんよ…。
そんなもんで誘導できるなんて、まるでコメディやがな!
SF設定がムチャクチャでござりまするがな!
ムチャ過ぎて、ついつい笑ってしまうんでおまんにやわ。

どうもお子さま向けに作られたようで、テンポは良いけど、演出が平凡。
だから、真面目なSFファンが見たら、クソミソにけなしてしまうような映画だけど、
懐かしいコミックを見るような気持ちで見たら、面白がれる作品かな。

ピーター・カッシングって、僕には生真面目で堅物ってイメージが強い人だったんだけど、ユーモラスで陽気なキャラもイケるんだね。
それと、僕の好きな映画、リチャード・レスター監督の「ナック」でモテ男を演じていたレイ・ブルックスが、抵抗グループの若者として出ていたのが、ちょい興味深かった。

ユニバーサル1500円シリーズの1本だけど、前に紹介した「夢の中の恐怖」と違って字幕もまずまず判りやすいし、表示時間もすぐ消えるってところも少なかったですわ。

テーマ : 日本未公開作品
ジャンル : 映画

プロフィール

森晴樹

Author:森晴樹
大阪市東成区大今里生まれ。大阪市内を転々とし、いつのまにか僕が生まれた町、大今里に舞い戻ってきてしまいました。
情報誌、PR誌の編集・原稿執筆を経て、現在はフリーライター。クロスワード他、クイズ製作もこなしとります。趣味は、DVDで映画鑑賞。

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