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「クリミナル・サイト 運命の暗殺者」(08年・米) 暗い過去を持つ女と闇の仕事を持つ男の切ない心のふれあいやね!

クリミナル・サイト~運命の暗殺者~

ティム・バートン監督の「バットマン」(89)「バットマン リターンズ」(92)で
一躍トップスターになったのに、その後は、たいしたヒット作に恵まれず
大作や話題作から遠ざかってしまったマイケル・キートン。
いつの間にか、キートン出演作は、日本じゃ、小さな劇場でひっそりと公開されるか、
劇場未公開スルーばかりとなってしまった。
そんな彼の監督デビュー作ってのが、この「クリミナル・サイト-」。
なんでもサンダンス映画祭で絶賛されたらしいので、監督のお手並みはどんなもんじゃろかいと、
レンタルして見ることにしたんだ。

ジャケットから、クールな都会派サスペンスって印象を受けたけど、
中身は、実に物静かで、リリカルなタッチの人間ドラマ。
派手なアクションがあるわけでもなく、スリリングな展開ってのもないのよ。
寡黙な殺し屋の男と、みじめな過去から逃げてきた女の、
ほんのりとした優しさ漂う心のふれあいを描いた、ちょい胸にグッとくる作品だった。

夫のドメスティック・バイオレンスから逃れ、シカゴで新しい人生を始めたケート。
ある夜、オフィスから出たところで、向かいのビルから身投げしようとする男を目撃し、
止めようと思わずさけんでしまう。
翌日、彼女の勤めるオフィスの最上階の男が銃殺されたことを知る。
殺害犯は、どうも彼女が見た男らしいと思われ、刑事から尋問されるケート。
数日後、クリスマスが近い夜、大きなモミの木を買ったはいいが、
重すぎてアパートの入り口で、倒れてきたモミの木のために身動きできなくなったケート。
偶然、アパートの友人を訪ねてきたという男フランク・ローガンに助けられる。
その後、なぜか理由もなくケートに会いに来たローガン。
だが、彼は風邪をこじらせ肺炎にかかっていて玄関でぶっ倒れてしまう。
やむなく病院に運んだケートは、ローガンに自分と同じように、心に暗いものを抱えていると感じ、
なぜか親しみを覚えていく‥。

寒々とした公園のベンチに座っているキートン扮する殺し屋が映し出され、映画は始まる。
そして、バスルームで夫の暴力うけたらしい顔に濡れタオルをあてがうケート、
彼女が夫の留守中に家から逃げ出し、シカゴに来るまでが描写され、
次に、殺し屋が車に乗った男を殺す場面となり、オープニングタイトルが出てくる。

二人が関わりを持つまでの過去を、無駄を省き端的に見せる演出手腕に、
おおっ、キートン監督、なかなかの腕前やないけと、ちょい感心。
殺し屋が車に近づいたところで、カメラが車の反対側に回り、
窓ガラスに血がビシャッと飛び散るところだけを見せるってセンスがいいなあ。
普通なら、サイレンサーで撃たれて死ぬ相手を見せるところだけど、
そういうありがちな描写は避けているんよね。
ケートが受けるドメスティック・バイオレンスも描かれず、
バスルームでの彼女の描写だけで、判らせてしまうってところもニクイ。

キートン監督、初監督ってこともあり、チャレンジ精神旺盛だったのか、
説明的になりがちな描写はなるだけ避け、
主人公二人の心の揺らめきを、セリフではなく映像で語ろうと試みているみたい。

印象的なシーンが、クリスマスが終わり、二人でモミの木を捨てようとするけど、
ゴミ箱には他のモミの木も捨てられていて、なにかこのままゴミ箱に捨てると、
クリスマスの思い出も一緒に捨ててしまうように思ったケートが、
ローガンと共に、モミの木を郊外のだだっ広い畑に運び、燃やす場面だ。
広い畑にポツンと置かれたモミの木が燃えるのを、じっと見つめている二人の後ろ姿を、
遠景で撮っているんだけど、寒々した空気の中に、
二人の心がじんわりと寄り添っていくような、そんなことを思わせてくれて、
しんみりとしたトーンの音楽と相まって、なんかジーンときてしまうんですわ。

ローガンがかぶる帽子のエピソードも良いんだ。
かなり前から愛用しているから、この帽子は自分のことを知り尽くしているとローガンが語るんだ。
その帽子を、最後に橋の上から投げ捨てるんだけど、それは過去と決別するってこと。
だけど‥。

ケート役は、「ノーカントリー」「トレイン・スポッティング」「ダブリン上等!」のケリー・マクドナルド。
おとなしくて、ひかえめで、なんか寂しげで、でもって少々夢見がちな部分もあるヒロインを、
さりげないって感じで演じていて、なかなか好感が持てるな。

彼女が、ローガンの見舞いに訪れた時、窓の外の雪を見て、
「雪が好き。灰色でみじめなものが、突然輝く銀世界になるから」ってセリフ、
グッとくるやおまへんけ。

そんな彼女に恋心を抱くのが、尋問した刑事。演じるはトム・バストウン。
背は高いが小太りで、さほどハンサムでもなく、
自分なんかが彼女に言い寄ってもええやろかと相棒の中年刑事に相談し、
アタックしたらとの返事に、いさんで彼女に捜査の続きとかなんとか理由付けて電話するところが
なんか微笑ましいやないの。
でも、食事に誘えたまではいいが、アホなこと言って嫌われてしまうんよね。

ケートや刑事の人物描写は丁寧だけど、
ローガンは、そんなに突っ込んで描かれない。
わかるのは、昼は紳士服店で仕立ての仕事についているくらい。
彼がケートに近づいたのは、殺しの目撃者だから始末しようとしたらしいって思うんだけど、
それもはっきりしない。
ビルからの殺しの時、望遠レンズで他の階の様子をうかがっていた時、
ケートが窓際で、教会のキリスト像と同じように、相手を迎え入れるように両手を広げている姿を見て、
何か運命的なものを感じ取ったせいで、彼女を殺すことに躊躇(ちゅうちょ)してしまったんだろか。

キートンは、寡黙な殺し屋キャラが、薄くなった頭髪、ちょい渋さを増した顔立ちにバッチリ合い、
存在感たっぷり、役柄に説得力を持たせる好演ぶりだ。
殺し屋の描写が少ないのは、ひょっとしたら、演出に時間を割かれ殺し屋のシーンをはしょったのかも。
だけど、描写が少ないせいで、謎めいた魅力みたいなものを感じられ、それはそれでいいような気もするけど。

饒舌な作品でないぶん、映像にこめられた意味や、ローガンの心情を、
自分なりにくみ取っていかなきゃいけないところがあるけど、
そういうのってアメリカ映画っぽくないなって気もするな。
基本はエンタテインメントだと思うけど、それに少々アート性といえば大袈裟だけど、
風変わりで、しんみりとした味わいをプラスさせようとしたみたいな。

だから、明解な普通のアメリカン・サスペンス映画を期待して見たら、
ありゃありゃ、あらま~とガクッとくる人がいるかもしれないな。
ジャケットの宣伝文句に「緊迫のサスペンス」なんて書いてあるのに、
全然緊迫っしないやんけと怒り出すかも。

思うに、この作品は、みじめな人間の心の救済がテーマなんじゃなかろうか。
それも、キリスト教的な、魂の救済っていうやつ。
キリスト像がちょこちょこ画面に出てくるし、二人が最後に会う場所が教会の中だったし…。
と言って、人間は神に見守られ、信じる者は救われるみたいな、ベタなもんじゃなくって。

ひとつ気になったのは、
後半にケートの夫が、彼女の前に現れるんだけど、
自分は出会った牧師のおかげで心を入れ替えたとか泣き言をいいだすところは、
なんか唐突すぎるな~、そんなに人間って簡単に人格を変えれるもんか?と疑問に思ってしまうんよね。

一昔前のファミリー向けアクション映画なんかで、悪人が正義の味方にやられて、
改心しましたとかいうのあったけど、まさにそれ風で、見ていて、ほんまいかなと思ってしまったわさ。
でも、魂の救済が、この作品のテーマなら、それはそれで筋が通っているような…。

いずれにしろ、個人的には、何度か見たくなる、お気に入りの作品のひとつになったな。
また見たら、新しい発見がありそうな、奥が深そ~な気がするから。
この演出センスなら、キートン監督第2作を期待したいやんかいさ~。
作られても、どうせまたDVDスルーかもしれないけど。

ジェネオン・ユニバーサル 2010年5月12日リリース



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テーマ : 日本未公開作品
ジャンル : 映画

「オックスフォード連続殺人」(08年・イギリス・スペイン・フランス) あんまりアナーキーじゃないイグレシア作品!

オックスフォード連続殺人

「ハイル・ミュタンテ 電撃XX作戦」(93)を見て以来、
僕の好きな監督のひとりっとなった、スペインの監督アレックス・デ・ラ・イグレシア。

「ハイル・ミュタンテ…」は、美しい者だけが権力を握る近未来社会で、
醜い容貌ゆえに迫害を受けていたテロ集団が、美しい者は悪だ!宣言し、暴れまくる、
何ともアナーキーでパワフル、かつポップでシュール、
でもって下世話でコッテコテなテイストに、個人的にノックアウトされまくった覚えがある。

イグレシアの作品に登場する人物って、いつも度を超しているというか、やり過ぎというか、
気性がめっちゃ激しくて、おのれの欲望一直線な、お友達には絶対なりたくないようなキャラばっかり。

「どつかれてアンダルシア(仮)」(99)じゃ、どつきマンザイで人気者になったコンビが、
互いに憎しみあい、果ては殺し合いに発展してしまい、
なにもそこまでやらんでもと思ってしまう、狂気スレスレ、バリバリ・バイオレンス、
でもってアナーキーな笑いに満ちた映画だったし、
「みんなの幸せ」(00)じゃ、サッカーくじの賞金3億ペセタを巡って、
不動産屋に勤める中年女と、アパートの住人が熾烈な奪い合いを繰り広げ、死人も出てしまう
これまた、金銭欲にとち狂った人間だらけの、エグイのに過激すぎて笑ってしまう作品だった。

そんなイグレシアの新作、と言っても2年前の作品だけど、ワクワクしながら見ましたわさ。

主演が、「ロード・オブ・ザ・リング」の印象が強すぎて、その後映画で彼が出てくると、
あっ、ホビットやといつも思ってしまうイライジャ・ウッドと、
あっ、デビッド・リンチの映画でエレファントマンになった人やと思ってしまうジョン・ハート。

日本でも翻訳本が出ているギジェルモ・マルティネスの、ヨーロッパでベストセラーになったらしい
ヒット推理小説の映画化で、イグレシアと原作者も参加して脚本を書いている。

アルゼンチンから、イギリスのオックスフォード大学に留学してきた青年マーティン。
世界的数学者セルダム教授に会って教えを請うのが目的だったが、
その矢先、マーティンは下宿先のオーナーである未亡人の他殺死体を、
偶然彼女を訪れたセルダムと共に発見してしまう。
その後も、奇妙なメッセージとともに、謎めいた事件が二人の周囲に続発し、
マーティン達は、それが数学的記号に基づいたものではないかと推理するが…。

この作品、以前のようなアナーキーな魅力は控えめで、
どちらかと言うとイギリス的な、かっちりした構成で、ちょいイグレシアさんらしくないなあ、
なんて思って見ていたら、途中でマーティンと同室の男が登場するや、
この男が見るからに偏執的というか、普通でない匂いをプンプン漂わせていて、
動きもギクシャクしていてイビツで、おっ、イグレシア映画っぽいキャラ登場や、とムフムフム

もう1人、数学の研究に熱中しすぎ、数学の真理に近づこうと、
自分の手足を切り落としてしまう異常行動に走ってしまう男(扮するは「レポマン」のアレックス・コックス)
まで現れたところで、物語の本筋とはさほど関わらないんだけど、そんな人物を出してしまうところに、
おっ、これぞイグレシア映画やないけ!と変に納得。

原作を読んでいないので、このキャラが小説にも登場しているのか判らないし、
登場していても、当然どういう描かれ方をしているのかも不明だけど、
こういう脇キャラを、イグレシア監督は、より際だつように描写していて、
うれしがって撮っているような気がするな。

ウッドとハートが主役で、本格推理ストーリーだけに、
そんなキャラを登場させても、物語は脱線するというか、構成が崩れてしまう事もなく、
事件解明へと着々と展開していく。
監督は、本当はもっと脱線したかったのかも知れないけど、脚本に原作者も参加しているだけに、
あんまり無茶できなかったのかも知れないな。

推理ものだけに、あまり内容に触れないほうがいいと思うので、詳しくは書かないけど、
「数学」という取っつきにくい(と思うのは僕だけか?)題材をそれなりに判りやすく、
かつ娯楽性を失わず、知的エンタテインメントととして、きっちり仕上げた演出手腕、
なかなかのもんやなと思いましたわさ。
イグレシア・テイストは薄いけど。
発した言葉ひとつで、人はその言葉に押されて、あんな行動に出てしまうなんて。
結局、殺させたのは誰なのか、その言葉は罪になるのか。
イグレシア作品で、そんなことを考えさせられるなんてな~。

マーティンの恋人役、「パリ・ジュテーム」のレオノール・ワトリングや
殺された未亡人の娘役ジュリー・コックスなど、女優陣の魅力は充分描かれていないみたい。
添え物的なキャラでもないんだけど、狂気じみたキャラじゃないぶん、
監督はあんまり面白みを感じなかったから、力入れなかったのかも。
「みんなの幸せ」の主役のカルメン・マウラなんて、中年のオバさんなのに、
金を独り占めしようとするヒロインを、それなりに魅力を放つように撮っていたのに。
イグレシア、若い女より熟女趣味なのかもね。

あと、「デリカテッセン」のドミニク・ピノンも、出演場面は少ないが、キーワード的キャラで出ておます。

原稿を書いていて思ったけど、ホビットを演じたウッド、エレファントマンを演じたハート、
いずれも普通でないキャラクターを演じた過去があるってところで、
二人をキャスティングしたんだんだろうか。イグレシアさんなら、あながちないとも言えないなあ。

ところで、「ハイル・ミュタンテ 電撃XX作戦」、DVDは出ないんやろか。
僕はビデオで持ってるけど、シネスコサイズの両側をトリミングしたやつなんで、
ノートリミングが見たいんでおまんにやわ~。

SIMカンパニー 2010年5月7日リリース



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ジャンル : 映画

「アドベンチャーランドへようこそ」(09年・アメリカ) もっさり&キュートな80年代青春コメディ

アドベンチャーランドへようこそ

僕のお気に入りのサイトのひとつに、「町山智浩のアメリカ映画特電」がある。
映画・アニメ・ゲームの総合サイト「エンタジャム」の1コーナーだけど、
米国カリフォルニア在住の町山さんが、新作・旧作を問わず、
ちょい気になる作品やマニアックな作品などについてのお喋りを
ポッドスキャットで聞くことが出来るページだ。

そこで、去年の4月16日にアップされたお喋りで紹介されていたのが、
この「アドベンチャーランドへようこそ」。
見たいとは思っていたけど、町山さんの話の中でも、これは男性向けの青春映画だから、
現在の日本の映画興行界の傾向からいって、おそらく公開されないだろうってことだそうで、
その通り未公開のまんまでDVDも出ず、年を越えてしまった。

それが、ヒロインを演じたクリステン・スチュアートが、
「トワイライト~初恋~」で注目を浴びたせいなのか、
やっとこさDVDスルーでリリースされた。

舞台は、87年夏のアメリカのどこかの町(多分、地方都市でしょう)。
大学院進学を控えたジェイムズは、夏休みに有人とヨーロッパ旅行する予定だったが、
父親が減給され、旅行はあえなくボツ。
おまけに、学費の一部も自分で負担しなきゃならなくなり、夏休みのアルバイトを捜すことに。
でもなかなかアルバイトが見つからず、最後に見つけたのが、
地元の寂れた遊園地、その名もアドベンチャーランド。
安い給料に長時間労働と、ええことひとつもないように思ったバイト先だけど、
風変わりなバイト仲間と出会い、ついでに恋の予感もあったりして…。

20年ほど過去を舞台にしているせいか、青春映画と言っても
どこか、ほんわかしたノスタルジックな雰囲気が作品に漂ってるな。
テンポも、なんかもっちゃりしていて、弾むような展開じゃない。
でも、それがこの物語にはふさわしいんだろうなって気がする。
おかげで、寂れた遊園地のダラ~とだらけた雰囲気が画面ににじみ出ているのよ。

主人公であるジェイムズは、真面目だけど世渡り下手で、どうも不器用。
そういう部分、ちょい共感させられるな。
僕も、どちらかというと、それに近いかなって思うところもあるんで。

遊園地のバイト仲間は、それなりに個性的なキャラが揃えられているけど、
各々をそれほど深く掘り下げて描かれることはない。

キャラを描き込まれるのは、主人公であるジェイムズと、
彼が恋心を抱くキュートなエム。
そして、知的だけど、長髪で眼鏡をかけ、全く女に持てない風采のジョエル。

エムは、ジェイムズに好意を持ちながらも、遊技機修理人の妻子持ちの男と不倫関係にあり、
金持ちの娘だけど、義理の母に反発し、そんな継母と再婚した父も憎らしく思い、
あえて安いバイトをしているという少々複雑なキャラで、
どこか表情に陰りがあるクリステン・スチュワートが、ピタリと役柄にハマってる。
彼女って、溌剌としたアメリカンガールって言うより、
いつも憂いみたいなもを全身にまとわりつかせているって気がするんよね。

ジョエルは、バイト仲間と酒を飲んだ時、
酔っぱらった同じバイト先の女の子と猛烈キスをしてしまうんだけど、
すっかりその気になったジョエルに対して、女の子は、あれは酔った勢いで過ちだったと
すげなく袖にされてしまう。
イケスカン女やないけ!ほんまに。ジョエルが可哀相やわ。

遊園地での小さなエピソードを積み重ね、
やがて、夏が終わる前にエムやジョエルが遊園地を去り、
残されたジェイムズも、夏の終わりと共にバイトも終わり、
ある決断をすることに…。
そして、青春映画らしいエンディングを迎えることとなるんでおます。

見終わった時、そこそこ楽しめる作品だけど、それほどグッッとくるってこともなかった。
でも、何日かして、不思議にこの作品で描かれるエピソードの数々が思い出され、
いとおしいとまではいかないけど、また見てみたいなって気持ちにさせられた。

ひょっとしたら、スルメみたいに、見直すたびに味わいがじわじわ出てくる作品かも知れないな。

ところで、遊園地で、一日中、当時のヒット曲がかかり、
ジェイムズ達、バイト仲間がうんざりするってエピソード、
ありがちだけど、そうだそうだ・そうやんかいさ~、とメッチャ納得。
その流れる曲は、ファルコの「ロック・ミー・アマデウス」で、
僕の好きな曲なんだけど、いくら好きでも、そればっかり毎日朝から夜まで聞かされたら、
僕だって嫌いになるかもな~、なんて思ってしまいましたわさ。

ジェイムズ役は、「ウェス・クレイヴン’カースド」で、クリスティーナ・リッチの弟に扮していた
ジェシー・アイゼンバーグ。ハンサムじゃないけど、感受性がそれなりに豊かで心優しいムードが、
キャラにハマってる。変に洗練されていないところも。

いちおう監督は、
これまた日本未公開の「スーパーバッド/童貞ウォーズ」(こんな邦題じゃ、女性客来るわけないか)
を全米で大ヒットさせたグレッグ・モットーラ。
「アドベンチャーランド--」は、モットーラが脚本も書いていて、
自身の過去の経験を投影しているらしいけど、
その分、登場人物達に思い入れみたいなものがあり、
それが、また見たいと思わせてしまうのかもね。

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 2010年4月21日リリース



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テーマ : 日本未公開作品
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プロフィール

森晴樹

Author:森晴樹
大阪市東成区大今里生まれ。大阪市内を転々とし、いつのまにか僕が生まれた町、大今里に舞い戻ってきてしまいました。
情報誌、PR誌の編集・原稿執筆を経て、現在はフリーライター。クロスワード他、クイズ製作もこなしとります。趣味は、DVDで映画鑑賞。

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