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「オーケー・ゴー(OK Go)」のPVにハマってまんねん!

OK Go

映画が好きだけど、音楽のPV(プロモーションビデオ)も好きで、
YouTubeでオモシロイPVがないやろかと時々チェックやってます。

もう30年以上前になるのかな、
確か、ソニー提供の外国のミュージク・プロモーション・クリップを専門に流す番組があって、
よくビデオ録画しては、お気に入りのクリップをピックアップ編集して、見ていた覚えがあった。
「ヘルボーイ」の監督ギレルモ・デル・トロも、PVが大好きでよく見るといっていたと思うんだけど。
音楽PVにハマったきっかけは、ビートルズ主演の「HELP!四人はアイドル」(65)。
歌のシーンが、なんともポップ感覚にあふれた見事な編で、曲と抜群にマッチ、
何度見ても飽きなかったんだ。確か、映画館で3回続けて見たかな。
監督リチャード・レスターの、粋でモダンなビジュアル・センスのたまものってのもあったけど。
レスターさん、ミュージック・クリップの元祖とか呼ばれているそうだよね。

ま、そんな音楽PVで、最近ハマっているのが、
アメリカのシカゴ出身の4人組ロックバンド「OK Go(オーケー・ゴー)」の作品。
ちょっと忘れてしまったけど、あるブログで彼らのPVがめっちゃオモシロイって書かれていて、
気になってYouTubeで探して見つけたのが、
「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン(Here It Goes Again)」。
スポーツジムにあるウォーキングマシンを使って、
4人が歌いながらダンス・パフォーマンスを繰り広げるというもの。
ワンシーン・ワンカットで撮られてるんだけど、
2台づつ4列に並べられたウォーキングマシンの上を、
軽やかに乗りこなすというか歩きこなす(?)というか。
プロのダンサーでないだけに、一瞬よろけかかったりもするんだけど、
一生懸命練習したのが、とてもよく分かるし、
オモシロイものを皆さんに見せてあげましょうって心意気かな、
そんな部分が感じられて、頑張ってる彼らに妙に愛着が湧いてきてしまうんだわさ。
ワンシーン・ワンカットだけに、途中で失敗したら、一からやり直さなきゃいけないわけだし、
あえて、カットを割らずにチャレンジしてしまうなんて、スゴイやんかいさ~。
なんでも、2007年度のグラミー賞を受賞し、YouTubeビデオアウォーズを受賞、
日本でもMTVにプッシュされたらしけど、全然知らんかったわ。

で、OK Goのクリップが他にないやろかと検索して、
見つけましたわさ、彼らのオフィシャル・サイト。
サイトには「Videos」ってページがあり、ここで現在14本のクリップを見ることが出来る。
ワンシーン・ワンカットのPV作品は、
「ヒア・イット・ゴーズ-」の前の「ア・ミリオン・ウェイズ」から始まったみたい。
「ア・ミリオン-」は、どこかの裏庭で4人のダンスを撮った、
実にラフな作品で、映像的魅力やオモシロサは乏しい。
一人が、ズボンからシャツの端を、だらしなくはだけさせたまま踊っていたり、手作り感は満々だけどね。

それ以前の作品は、いかにもロックバンドでございってもので、セクシーな女性が出たり、
演奏シーンをメインした、ありがちなPV。
ワンシーン・ワンカットで、カメラを激しく動かせて撮ったものも1つあったけど。

今年リリースされた最新アルバム「オブ・ザ・ブルー・カラー・オブ・ザ・スカイ」からのPVは、
よりエンタテインメント寄りになっていて、音楽ファンでなくても充分楽しめる作品が続いてるみたい。

「ジィス・トゥ・シャル・パス(This Too Shall Pass)」は
2バーションあって、いずれもワンカット・ワンシーン。
室内版は、ドミノ倒しの連鎖で、テレビモニター画面を割ったり、車がえらいことになったり、
次々とアッと驚く連鎖が続き、最後に4人に絵の具がぶちまけられるって寸法。
連鎖が途中で途切れたら一からやり直しだし、そのたびにセッティングし直さなきゃいけないし、
ダンス以上にハードル高いよねぇ。
車なんて、そう何台も代えを用意できるわけないあし。
彼ら、めっちゃチャレンジャーやなぁと、感心しまくりちよこよ。
最後に、ドミノのセッティングしたスタッフが拍手する場面が出てくるけど、
大勢の協力あってこそ実現できたPVであることは間違いないわねぇ。

屋外版は、音楽隊のカッコした4人が野原を行進するところから始まり、
草のヌイグルミを着た演奏メンバーが突如地面からわき出るように起きあがってトランペット吹いたり、
次々と演奏メンバーが増えていって、最後は子供まで登場し、
なんともニギヤカ、でもって楽しい雰囲気満々。
カメラがグーンと地上から離れて、輪を描いて行進する大人数の演奏隊を見下ろすように捕らえるところは、
なんだか妙に爽快感があり、ワクワクさせられてしまう。

ドミノのPVで驚いたけど、もっと驚いたのが
「ホワイト・ナックルス(White Knuckles)」。
これまた、もうお決まりとなっている(?)ワンカット・ワンシーンなんだけど、
今度は6匹ほどのイヌと共演しとるのよ。
板や棚を次々と並べては、イヌにその上を昇らせたり、曲に合わせて首を左右に振らせたり、
もう、イヌの曲芸がメインなんだか、メンバーがメインなのか、
そんなどうでもはええかと思ってしまう、エンタテインメント性抜群、
家族揃って楽しめる作品であーります。

以上が、オフィシャルサイトで見たPVだけど、
YouTubeで見た最新のPV「エンド・ラブ(End Love)」には、
「ホワイト-」以上に驚かされるというか、たまげてしまったわ。
赤、青、黄、オレンジのカラフルなスゥェット・ウェアを着た4人が、
公園で歌って踊るパフォーマンスを見せるんだけど、
これがストップモーションアニメの技を使って、コマ撮りで撮影されているのよ。
時たまスローモーションも入る高度な撮影テクニックなんだけど、
一昼夜をかけて、ワンカットで撮ってしまっていることに、
ビックリ・クリクリ・クリックリッよ!
メンバーも、アニメのごとく1コマずつ、体をちょっとずつ動かしてるわけで、
オモシロイ作品作りのために、体張りまっくっとるなぁと、
その努力に、尊敬の念さえ抱いてしてしまうわ。
ちょっと大袈裟かもしれないけど。
後半じゃ、公園で憩うエキストラがドドッと現れ、彼らもコマ撮りで決められた動きをしていて、
少しずつ、大がかりになっていってるような気もしましたわさ。

メンバーの一人、ダミアン・クーラッシュって人は、
グラフィック・デザインを専攻していたことがあるそうで、
それで、映像作りにも熱心で、ビジュアル・センスもオモシロイのかもしれないな。

ロック・ファンだけでなく、映画ファンだって、楽しめること請け合いやん。

OK Go公式サイト(英語)
「MEDIA」ページの「VIDEOS」で見ることができまっさ。
YouTubeで検索してもOK Go!よ。

ところで、彼らの音楽だけど、ジャンルとしてはパワーポップっていうのかな。
曲の方はそんなに好みってわけじゃないけど、
PVのインパクトのほうが強いし、PVの大ファンでアリンス・プリンス・ヒヤシンス-ね!



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「72時間」(08年・デンマーク) 罠にはめられた弁護士は、ぬれぎぬをキッチリ晴らせるかなっ!

72時間

以前、このブログで紹介したラッセ・スパンク・オルセン監督の「ゼイ・イートドッグス」(99)や「ゼイ-」の脚本を書いたアナス・トーマス・イェンセンの「フレッシュ・デリ」(03)など、僕の好きなデンマーク映画に出ていたニコライ・リー・ロス主演の、クライム・サスペンスだ。
ロスさん、最近じゃトム・ハンクスの「天使と地獄」(09)で、プロフェッショナルな殺し屋を演じたり、国際派アクターになりつつあるみたい。
「フレッシュ・デリ」で共演し、「カジ・ロワイヤル」で悪役に扮したマッツ・ミケルセンが、今じゃ「タイタンの戦い」などすっかりメジャー映画づいてるけど、彼に負けずとばかり、ロスさんもバンバン、メジャー映画に出るんだろうかね。

さて、この「72時間」。
リーアム・ニーソンのアクション「96時間」にあやかってるとは思うけど、あちらが92時間=4日間なら、こっちは1日少ない3日間(72時間)で勝負したろやないけと、ソフト会社のスタッフが考えたのかも知れないが、タイムリミット・サスペンスの要素は、本作にはほとんどありまへんのよね。
原題が「THE CANDIDATE」、訳すると「志願者」。
主人公が、弁護士事務所に入社志願するところからきていると思うんだけど、
いずれにしても、未公開作品のタイトルって、
やたら劇場公開の話題作やヒット作をもじったものが多いよね。
その方が、レンタルする客に手にとってもらいやすいと考えてるんだろか。
確かに、劇場未公開作って、ただでさえメディアに流れる情報が少ないし、
「志願者」ってタイトルじゃ、何のこっちゃわからんと、見向きもされないかも知れないしな。

ま、それはともかく、本作、罠にはめられた敏腕弁護士が真犯人にたどり着くまでを、
キレの良い演出テンポで、緊張感が途切れず、一気に見せきっちゃう娯楽サスペンスだ。
なんでも、雑誌「映画秘宝」の紹介によると、デンマーク本国で6週連続1位の興行成績をおさめ、
「アバター」のサム・ワーシントン主演で、アメリカでリメイク決定らしい。

1年前に亡くなった弁護士の父の死の真相を追うあまり、恋人との仲がギクシャクし、
彼女といさかいを起こして家を飛び出した敏腕若手弁護士ヨナスは、
友人と訪れたバーで美女と知り合い、一夜を共にする。
そして目覚めた時、彼女は浴室で死体となっていた。
あわてて部屋の痕跡を消して立ち去るが、
彼の元に、脅迫状が、殺人現場を隠し撮りした動画ソフトと共に送られてきた。
全財産を引き出し、脅迫者らしき男に会おうとするが、間違って別の男に渡してしまった。
どんどん追いつめられいくヨナスだが、撮られた映像に不審な箇所を見つける。
映像は、でっち上げられたものだったんだ。そして…。

主人公が、自分が殺人を犯したのではとオロオロしながらも、
殺人事件なら、翌日の新聞で事の成り行きを確かめようとするはずなのに、しなかったり、
警官も、交通整理のポリスマンがチョロッと出るだけで、ほとんど出てこない。
殺人事件なら警察の捜査場面がありそうなものだけどね。
そこんところが、最初ちょっと気になったな。

後で、死んだはずの美女を、現場近くで目にしてしまうから、
警察の捜査なんて必要なかったと判るんだけど。
そして、物語は二転三転、いったいどうなってしまうんやろ!
と思わせておいて…。

少々厳つい顔立ちのニコライ・リー・ロスは、
タフそう見えるから、罠にはめられ追いつめられても、
彼なら何とか切り抜けてしまえるやろと思わせられるところがあるね。
それに、弁護士ってキャラでもないような気もする。
ロスなりに好演してるけど、もう少し知的で、腕力も普通そうな俳優が演じたら、
緊迫感がもっと増したかも知れないっと思ってしまったわ。
たとえば「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートンとかね。
アメリカ・リメイク版のサム・ワーシントンは、ま、素朴っぽい部分があるから、
ロスよりかは、キャラに合っているような気もするけど。

「ゼイ・イート・ドッグス」で共演した熊男キム・ボドゥニアが、
今は囚人となっている悪辣な大物実業家で出番は少ないけど、
顔を出してるのが、なんか嬉しかったな。
彼が出ると、画面が不思議にググッと引き締まるのよ。
「人も動物も同じ。追いつめられると必死に逃げるか、戦うかだ。どちらかを選ぶしかない」
なんてセリフ、ボドゥニアが言うと説得力あるなぁ。

監督は、少年冒険ムービー「テンプル騎士団 失われた聖櫃〈アーク)」(05)の
カスパー・パーフォード。
真犯人をつきとめ、父の死の真相が解明されるまでを、
無駄な描写一切なく、スコーンと見せきる手腕は、まずまずかな。
どこかアメリカのサスペンス映画の匂いを感じさせるところがあり、
パーフォードさん、アメリカのサスペンス映画タッチを目指したのかもしれないな。
ヨナスの父の友人弁護士に、「テンプル騎士団-」つながりなのか、
「テンプル-」に出ている初老俳優ウルフ・ピルガードが、ヨナスの父の友人役で出演してまっさ。

上出来のサスペンスとは言わないけど、
95分という時間で、手際よくまとまった、
僕にとっちゃ、それなりに楽しめる作品でありました。
借りて損はせえへんね。

アット・エンタテインメント 2010年10月6日リリース



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「クライブ・バーカー 血の本」(09年・イギリス) モダン・ゴシック風味の幻想怪奇ホラーでおます!

クライブ・バーカー 血の本

僕の大好きなホラー映画のひとつ「ヘル・レイザー」(87)。
原作者のホラー作家クライブ・バーカー自身が初監督し、
アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭で
恐怖映画賞をとった作品だ。
皮膚を引き裂く強烈な激痛感覚と、
ねっとりとした血に彩られているけど、
今時のスプラッター映画のように、残酷描写だけがウリじゃなく、
おどろおどろしくもゴシックな幻想怪奇ムードが全編に漂ってて、
ぞくぞくするような妖しさに、グッときてしまった覚えがあるのよ。
究極の快楽を味わわせてくれる「パズルボックス」、
地獄からやってくる、異様な風貌の魔道士たち、
なかでもリーダー格らしい、顔中にクギを突き刺したピンヘッド。
それらダークなファンタジー・アイテムも、実に魅力的だった。
かなり前にDVD発売されたけど、なかなか再販されないみたいね。
中古で買ったビデオは持ってて、この前DVD化したんだけど、
やはり高画質で見たいんやけどなぁ、どこかのソフト会社で廉価リリースせえへんやろか。

ところで、イギリス生まれのクライブ・バーカーの小説って、
「アンダー・ワールド」(85)「ロウヘッドレックス」(86)「ヘルゾンビ」(06)他
何本か映画化されているけど、そのほとんどがソストスルー。
ま、作品の出来もいまいちってのもあったけど。
でも「キャンディマン」(92)は面白かったし、ちゃんと劇場公開もされたね。
バーカー自身が監督した「ロード・オブ・イリュージョン」(00)も、DVDスルーだった。
なんでも、「ロード-」はアメリカじゃ興行的にコケたらしい。
僕のお気に入り女優ファムケ・ヤンセンが出ているってのもあるが、
私立探偵が、暗黒の世界に迷い込んでしまう、なかなかオモシロイ作品だったのにね。

そんなクライブ・バーカー原作の新作ホラー映画がこの「血の本」。
彼の初期の短編集をベースにしたらしいけど、僕は未読なので、
どこまで原作に即しているのかは分かりましぇーん。

透視能力を持つ青年サイモンは、
霊の存在を調べている心理学者メアリーの授業にでたことから、
彼女から、住人が次々と不可解な死を遂げた幽霊屋敷トーリントン・ハウスでの、
霊界の存在を証明する実験参加を請われ、承諾する。
そして、サイモンは、若い娘が無惨な死を遂げた部屋で寝泊まりすることになった。
部屋は、エンジニア、レッジによる多数の監視カメラで記録されていた。
やがて、轟音がし、モニター画面が消え、恐ろしい超常現象が次々と起こるが…。

頭巾をかぶったサイモンが、安食堂で食事をしているところから始まる。
手や顔には無数の切り傷があり、ひどく体力を消耗している様子だ。
同じ店にいた中年男に、突然拉致され、人里離れた小屋のテーブルに縛り付けられたサイモン。
男が服をめくったら、体中にもおびただしい文字のような切り傷。
「まるで血の本だ。
ところで、アンタの皮膚を欲しがっている人がいる。
早く楽になりたいなら、そんな体になったいきさつを話してくれ。
イヤなら、ゆっくりと皮を剥いで、痛みを長引かせるぜ」
そして、サイモンは話し出す。

これから何か、まがまがしい物語が始まるんだって期待をググッと煽る、
ホラー好きにとっちゃ、めっちゃナイスなオープニングだ。

舞台がイギリスで、季節が秋から冬にかけてのようで、
重くのしかかるような、どんよりとした空や、冷えびえとした空気感、
映像も、どこか陰鬱な気配が立ちこめてて、ゴシックなホラー・ムードが漂ってる。

物語が進むに連れ、サイモンが寝泊まりした部屋が、
死者の世界が通り過ぎる、現世との交差点であることがわかってくる。
そして、死者があの世へ行く前に、自分の最後の物語を、
誰かの皮膚に書き残したがっていることも。
そしてー。

部屋から、ものすごい轟音がとどろくが、何が起こっているは最初は見せない。
音だけで、見ているこちらの想像力をかき立てるんだ。
今時のこの手のホラー作品って、何でもかんでも見せ過ぎな気もしていただけに、
こういう手法は、なんか良いなあ。
ちょっと、ロバート・ワイズのクラシカル名作ホラー「たたり」(63)を思い出しちゃったわ。
「たたり」は、呪われた屋敷を、超常現象研究家が、
超感覚を持つ女性を伴って乗り込み、真相を探ろうとする物語で、
真夜中、ドアを思い切り叩きつける何者かの音で、女性達がおののくんだけど、
霊の実体は全く見せず、音響と凝ったカメラアングルだけで、怖がらせてくれるのよ。
余談だけど、「たたり」をリメイクしたヤン・デ・ポン「ホーンティング」(99)、
ヒドイ出来やったなあ。

霊界と現世が交わる時、そのシグナルとして現れるのが、トンボってのがオモシロイ。
CGで作られてるみたいだけど、メアリーの手に一匹のトンボがとまるところは、
霊の出現を予兆も、なんか優雅っぽいなって思わせられたね。

顔の皮膚がズルリッと剥がされたり、サイモンの皮膚を切り裂いて文字が刻まれたり、
エグイ描写もあるけど、過剰に見せるってことはないね。
あくまで、物語が主体であり、ドラマ上、必要不可欠なシーンのみだ。

おやっと思ったのが、後半に出てくる体に刻まれた文字に、
漢字の「殺」と読める文字が大きくあったこと。
スタッフの軽いお遊びなんだろか。
それとも、死者に日本人も混じっていたってことだろか。

監督は、ジョン・ハリソン。
「フロム・ザ・ダーク・サイド ザ・ムービー」(90)他を撮ってて、
「ゾンビ」のジョージ・A・ロメロとも関わりのある人らしいけど、
そつなくムダなく、ケレン味少々、
でもってポイントをビシッと押さえた演出手腕で、個人的にはマルでおます。
スタッフじゃ、音楽のガイ・ファーレイもいい仕事してる。
ミステリアスかつ叙情的な旋律の曲と、ドキリッとさせるような効果音風の曲など、
巧みに使い分けて、作品を盛り上げてる。
ラスト、「ストーリーは続く。そして血は流れ続ける」ってメアリーの言葉に被さる
どこかやるせなく、クラシカルなタッチのたおやかな音楽が、なんとも印象的だ。

主演は、イギリスBBCのTVシリーズ「ロビン・フット」で、
若きロビンを演じたジョナス・アームストロング。
ロビンと逆のダークなキャラだけど、ちょい瞳に陰りを宿し、
血の本を抱える青年を、うまくこなしてる。
メアリー役は、「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」(85)「嵐が丘」(92)のソフィー・ウォード。
スレンダーなヌードも披露してまっさ。

ま、久しぶりに、幻想怪奇なホラーの佳作に出会えたんでおましたわ。

プライムウェーブ 2010年10月6日リリース



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プロフィール

森晴樹

Author:森晴樹
大阪市東成区大今里生まれ。大阪市内を転々とし、いつのまにか僕が生まれた町、大今里に舞い戻ってきてしまいました。
情報誌、PR誌の編集・原稿執筆を経て、現在はフリーライター。クロスワード他、クイズ製作もこなしとります。趣味は、DVDで映画鑑賞。

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