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「女性鬼」(07年・アメリカ) スケベな男の肉棒を私のアソコでチョンギースしちゃうわよぅぅぅんってか!

女性鬼

気にはなっていたけど、ついつい見逃していたのがこの「女性鬼」。
なにせ、僕があまりのぞくことのないアダルト・コーナーに置いていたせいもあるな。
女性のアソコに歯が生えていたってな、ちょいキワモノめいた題材のせいでアダルト・コーナー行きとなったんだと思うけど、
この作品、サンダンス映画祭で作品賞にノミネートされたし、主演のジェス・ワイクスラーは、主演女優賞もとっている、ちっともアダルト・オンリーって代物じゃないんだけどね。

監督・脚本、それに制作まで手がけたのは、
ミッチェル・リヒテンシュタイン。
アン・リー監督の「ウェディング・バンケット」(93)で、ゲイのアジア人主人公の白人の恋人を演じていた人で、元々は役者。
ネットで調べたら、ミッチェル自身、ゲイであることをカミングアウトしているらしい。
でもって、彼の父親ってのが、ポップ・アートの代表的な画家ロイ・リヒテンシュタイン(リキテンスタインとも呼ぶみたい)らしいんだ。コミックの一こまを超拡大したした絵と言ったら、思い浮かべる人も多いはずだよね。

そんなミッチェルの4年前の作品が、お下劣な邦題(原題「TEETH」)つけられて日本でリリース。

作品を見た感想だけど、ブラック・ユーモアをまぶした青春ホラーと言いますか、
微妙にアカルく、微妙にエグく、微妙に笑えて、微妙にコワイ、なんとも不思議な印象を受けたって感じかな。

貞操を守ることをモットーとする「純潔の会」の参加している女子高生ドーン。
彼女は、再婚した両親と、義理の兄ブラッドと暮らしていた。
ドーンは、「純潔の会」で知り合ったトビーに淡い恋心を抱き、
ベッドで、彼との結婚を夢想したりして、
ついついエロティックな夢想に浸りそうになることも。(性の目覚めってやつよね。)
でも清く正しく生きるために、そんな夢想を頭から追い出そうとするドーン。
ある日、湖でトビーと二人だけのデートを楽しもうとしたんだけど、
トビーの理性が吹っ飛んでしまい、セックスへの欲望がメラリンコンと燃え上がり、
嫌がる彼女を無理矢理組み伏せ、のしかかってきた。
アソコにナニをハメた時、突如、トビーが絶叫した!
な、なんと、ナニがちょん切られてしもたんよ!

自分のアソコが普通じゃないと思い不安に駆られたドーンは、
隣町の産婦人科で診察を受けるけど、今度はアソコに手を入れた医者の指が!

歯の生えた女性器ってのは、僕は知らなかったけど、世界各地の神話に出てくるらしいのね。
なんでも、英雄が、アソコに歯を持つ女性を退治する事になっているらく、
そんな神話をモチーフに、本作は作られたらしい。
日本には、そんな神話、存在しないような気がするけど。

作りようにようによっちゃ、グロくてアホなセックス・コメディにもなりがちな題材だけど、
純潔を尊ぶ少女が、やがて世の中のスケベな男どもを
アソコの武器でこらしめていく女傑(というほど大層なもんでもないけど)に変わっていく姿を、
下品にならず、微妙なさじ加減で描いたなって思ったね。

作品としちゃ、ブラックユーモアとシリアスさのバランスがいまひとつで、
展開にシャープさが欠けているような感じも受けるな。

そんな作品の弱さをカバーしているのが、主演のジェス・ワイクスラー。
清純そうな顔立ちなのに、どこかユーモラスでのほほんとした風情がある女優さんだ。
彼女だから、卑猥にもならず、ちょいコミカルなテイストも映像に醸し出せたように思えるな。
1981年生まれで、本作出演時は26歳だったけど、女子高生役にちっとも違和感がない。
彼女の演技力のおかげも大きいわさ、この映画。
アソコの話だけど、脱ぎのシーンはほとんどなく、ワンカットだけ、
小ぶりのオッパイのヌードを披露してくれてる。
ドーンが、産婦人科医院でアソコ入れた医者が抜けず、
手を入れられたままワーワー騒いでのたうち回るところなんて、
彼女だからこそ、うまく笑いに繋がったんだと思えるしさ。

監督は、髪の毛がヘビの女モンスターが出てくる「妖女ゴーゴン」や、
巨大サソリが人間を襲う作品(題名がわかりましぇん)など
レトロなB級ホラー&モンスター映画をテレビの中やドーンの夢想に登場させ、
ドーンの心情や行動とクロスさせたり、いろいろ工夫しているみたい。
ドーンの部屋が、ピンクを基調にしたファンシーなものに対し、
兄のブラッドの部屋が、暗くて陰気でギスギスしているなど、美術にも、
それなりに、いろいろ凝っている。

オープニングに、不気味めいた音楽と共に、もうもうと煙を上げる原子力発電所が映し出され、
これから、恐ろしい物語が始まりますよって言わんばかり。
映画の中で、時々、この原子力発電所が映し出されるけど、その効果は、ちょいスベリ気味かな。
ドーンのアソコに歯が生えた原因でもなんでもないんだし、何かの象徴って風にも受け取れないし。
ま、今の時期、不気味な音楽で原子力発電所が出てくると、
別の意味で、コワイと思ってしまったけど。

出演者じゃ、ピアスとタトゥだらけの体のドーンの兄ブラッド役、ジョン・ヘンズリーも強い印象を受けるな。
人でなしで、一家の厄介者ってイメージを全身から発散しまくってる。
女性とのエッチは、アソコじゃなくアヌス専門。
その理由は、オープニングで描かれるんだけど、どうも義理の妹になったドーンに気があるようで、
最後に望みは成就されるんだけどねぇ。
テレビドラマによく出ているそうだけど、子悪党キャラで劇場映画でも活躍しそうな感じ。

ところで、この映画、監督がゲイのせいもあるのか、
男子高校生たちのヌードや丸出しオシリがけっこう出てくる。
そういうの、自分の趣味だけでなく、女性観客が喜んでくれるやろと思ってやったんやろか。
ま、どうでもエエことやけど。

とにかく、久しぶりに風変わりな映画を見ましたね。

イーネット・フロンティア 2011年1月26日リリース



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「エア・ドラム 世界イチせつないロックンローラー」(08年・アメリカ) ドラムは叩けなくても、魂で奏でることは出きるんやでぇ、ってか!

エアドラム!

なんだかちょっと元気が出てくる作品でおます。
監督は、主人公パワーに扮してるアリ・ゴールド。
ゴールドのことをネットで調べたら、どうも本作が長編第1作のようで、それまでは短編を幾つか撮っていたみたい。役者としても、多分インディペンデント系だと思うけど、数本出演作があるみたい。
ま、本作もインディペンデント系の作品だけどね。
しかし、劇場未公開作品で、日本でほとんど無名に近いスッタフやキャストのデータをネットで調べていると、なかなかお目当ての人物にたどり着けないことがたびたびあるなぁ。
「ARI GORL(アリ・ゴールド)」って名前で検索したら、白人R&B歌手アリ・ゴールドのサイトばかり出てきてしもたやん。
ま、歌手の方が知名度あるし、仕方なかんべでおまんにやわ。

本作、各国の映画祭で観客賞を受賞したらしく、サンダンス映画祭でも上映され、それなりに好評を博したみたい。

ニューメキシコの銅の採掘工場で、父と一緒に働いているパワー。
オバさんの家に間借りし、シリアルばっかり食べながら、
大好きなロックンロールを鳴らしては、エア・ドラムに興じる毎日。
本当は、ドラムを叩きたかったけど、父に買ってもらえず、エア・ドラムとなったわけ。
職場でも、イヤホーンでロックを聞きつつ、腰をツイスト。
でもツイストし過ぎて、監督チーフに泥をかける失態をおかし、クビにされてしまう。
そんな時、空からエア・ドラム大会のチラシが舞い降りてきた。
これは参加しなくっちゃ、とオバの家を後にするパワーだったけど…。

パワーは、人生から少々落ちこぼれ気味の青年。
でも、彼のエア・ドラムへの情熱を感じ取った黒人の元ドラマー・カルロスが、
自分の元で修行するように誘いかけ、インド人やエスニック系の仲間達と共に、
日夜、エア・ドラムの極意を極めようとしたり、
耳の聞こえない女性アニーと初めての恋に落ちたり、
最後は、ニューヨークのエア・ドラム大会で、仲間が次々と脱落し、
一人残ったパワーが、リッチで男前のライバルと対決とあいなり、さて優勝は-!
と、ありがちというか、あまり新味のない物語なんだけど、
90分のなかで、テンポよくストーリーが展開するし、
登場キャラに、個性豊かな顔ぶれを揃えているし、
クライマックスのエア・ドラム大会も、けっこう盛り上がってしまうし、
なんだか、見終わって、最初に書いたけど、元気がもらえたような気にさせてくれるなぁ。

パワーの父親や仕事仲間が、待遇改善を求めてストライキに突入するんだけど、
経営者側のガードマンたちが父親や仲間を襲いかかってくる。
その時、パワーの小さなメキシコ系の友人シドが、エア・ドラムもどきに腕を振り下ろし、
父親や仲間達も、同じように腕を振り下ろすところは、ちょいグッときましたわ。

結局、父親は大怪我を負わされ、入院することになるんだけど、
心配したパワーからの電話に、お前は正しかった、頑張れと言うところも、エエ感じよ。

アニーが耳が聞こえなくなり、それ以来、彼女の母親が布教活動に熱心で、
ロックは悪魔の音楽だととことん嫌う理由や、
カルロスが、事故で両手を無くし、音楽グループをクビになった過去があったり、
また、どうしてパワーがロックグループ、ラッシュのドラマー、ニール・ハートの大ファンなのか、
など、ありがちなストーリーに、これらのエピソードが薬味的な効果をあげていて、
作品を、豊かなものにしていると思うな。

脚本も、アリ・ゴールドが書いているけど、先に書いたエピソードも含め、
それらのまぶし方が上手やんかいさぁ。
エア・ドラム七ヶ条ってのが出てきて、
「エアでプレイする時は、見えね何かに向かって叩き続ける」とか、
「エアは激しい、だから生のドラムを叩くより2倍大変なんだ」とか、ってのもオモロイ。

「ニュージャージーで生まれ育った。
ワキの下みてえな所だと言われてもいい。ワキの下がなけりゃ、汗もかけねえ」
このカルロスのセリフもムフフッとさせよる。

クライマックスのシリアルの使い方もニクイやないの。

ラスト、ダラスがパワーに「お前は、本物のドラムは叩けないだろ」と言った時、
「必要ないよ、僕がドラムだ!」と宣言するところ、ちょい胸が高ぶりかけてしもたやん。

ゴールドって人、多分ロックが大好きなんだろうな。
その気持ちが通じたのかどうか、最後にニール・ハート本人が登場してしまうしさ。
本当は、遠い親戚やったりして。

父親役は、「スパイナル・タップス」でリード・ギター役だったマイケル・マッキーン。
平泉成似のオッサンだけど、この人、「みんなのうた」「ハードロック・ハイジャック」
それにミュージカル「プロデューサーズ」と、音楽がらみの映画に結構顔を出してるね。
作詞家としても才能バリバリらしく、グラミー賞獲得の曲もあるみたい。
どこか暖かみがあって、ブルーカラーのお父さんって役柄にピッタリ。
パワーのオバさん役は、「みんなのうた」にも出ていたジェーン・リンチ。
今じゃ、「GLEE」のスー・シルベスター役で知られているらしい。
僕は「GLEE」見ていないんで、よう分からんけど。
「エア・ドラム」は、マッキーンがらみで出たのかな。
そして、カルロス役は、「ブルース・ブラザース」に出ていたらしいスティーブン・ウィリアムス。
出演作をネットで調べたけど、ほとんどヒットしなっかた。
インディペンデント系で活躍する俳優さんなんだろか。
本作じゃ、パワーを厳しくも優しく導く重要な役柄を好演していて、味わい深いんだけど。
他に、アニー役ショシャーナ・スターン、ダラス役エイドリアン・グレアニー他、
キャラにマッチした役者がそろってる。

アリ・ゴールドは、サイトの普段の写真を見ると、
パワー同様メガネをかけているけど、知的で、ちょい神経質そうな感じ。
映画の中のパワーとは大違いやないの。
ま、どうでもエエことやけど。

いずれにしろ、演出手腕はまずまずって気はするけど、
脚本家としちゃ、注目してもいいような人だなって思うな。

トランスフォーマー 2011年2月4日リリース



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「ザ・スナイパー」(05年・アメリカ・ドイツ・アイルランド) 燃え尽き気味の殺し屋と生真面目ビジネスマンの奇妙な友情ってか!

ザ・スナイパー

ジャケットのイメージと中身が全く違うっての、レンタル店に並ぶ未公開作品にありがちよねぇ。
本作「ザ・スナイパー」も、主演が「007」シリーズのピアース・ブロスナンだし、いかにもバリバリのアクションでございってなジャケット・デザインだし、殺し屋が主人公のハード・アクションを期待して借りてしまうわさ。
ところがどっこい、中身はアクションらしきものは皆無に近くて、寂しがりやで、ちょいお茶目な腕利き殺し屋と、実直なビジネスマンの不思議な友情を、コミカルな要素たっぷりに描いた作品。
だから、アクションを期待するとガックリきてしまうかもしれないけど、ハートウォーミングな味わいもある、見終えて、実にほんわかとしたエエ気分にさせてくれる、僕にとっちゃ、佳作と呼べる作品でありました。

ピアース・ブロスナンって、カッコいいけど、なんかニヤケていて、薄っぺらな印象があって、好きでも嫌いでもない俳優だったけど、この「ザ・スナイパー」の主人公ジュリアン役で、なかなか良い味出してんよねぇ。
ちょい好きになってしまいましたわさ、ほんまに。

メキシコで殺しの一仕事終えたジュリアンは、
バーに立ち寄り、仕事でメキシコを訪れていたビジネスマン、ダニーと出会う。
だが、ダニーが、事故で亡くなった息子の話をした時、
ジュリアンがそれを茶化すようなエロ・ジョークをとばしだし、怒ったダニーは席を立ってしまう。
だが、翌日、ダニーの前にジュリアンが現れ、昨夜の無礼をわび、闘牛見物に誘う。
闘牛場で、ジュリアンは自分は殺し屋だとつい告白してしまうが、なかなか信じようとしないダニー。
それじゃあとばかり、ジュリアンが殺人テクニックのノウハウを披露すると、
好奇心も手伝って、ダニーは興奮状態に。
でも、殺しの協力を頼まれると、そこまでは絶対無理とかたくなに拒否。
その夜、ジュリアンは、ダニーの部屋のドアを叩き、無茶を言ったと謝るんだが…。

それから半年後の夜遅く、ダニーと妻ビーンの家に、ジュリアンが突然現れた!

ショーン・コネリーもそうだったけど、007のボンド役のイメージが固まることを嫌って、
様々なキャラを演じ、「アンタッチャブル」でアカデミー助演男優賞を手にし、
演技派として名声を確立したけど、
ブロスナンも、どうもそうみたいで、本作は6年前に撮られた作品だけど、
彼は製作にも名を連ねていて、イメージ脱却をはかった一本かもね。
それだけに、殺しの腕前は一流だったけど、休み無しに世界を駆け巡り、
少々燃え尽き状態で仕事のミスもたびたびおかし、殺しから足を洗いたがってる、
くたびれ気味の中年オヤジを、髭を蓄え、飄々と楽しげに演じていているみたい。

メキシコで、バーに行ったのも、その日はたまたまジュリアンの誕生日だったのに、
誰も祝ってくれる者がおらず、つくづく自分は友もいない独りぼっちなんだと思いしり、
孤独を紛らすために行ったんだ。
007イメージだったら、孤独であることを受け入れ、
それがオレの生き方だ、なんてクールにキメるところだけど、
寂しさに耐えられず、なにかとダニーにつきまとう、
ちょいみじめったらしい、寂しがりやの男のキャラが、不思議にブロスナンにハマっていて、
人間くさくって、とても愛すべき存在に思えてきてしまう。

相手役のダニーに、グレッグ・ギニアを選んだことも、功を奏しているかもね。
最近じゃ「リトル・ミス・サンシャイン」のパパ役が印象に残ってるけど、
いかにも善良な普通の人ってのを演じさせたら、ピカイチかも。
ギニアとブロスナンのコンビぶりが、この作品をグーンと弾ませ、
ネアカなユーモアと、ちょいヒューマンな味わいをもたらしているんだなって気がするわ。

半年後に、ダニー家に現れたジュリアンは、
ダニーに最後の殺しの仕事を手伝ってくれと、またもや頼むんだけど、
今度は、ジュリアンから「オレに借りがあるだろ」と言われ、仕方なく手伝うハメに。
その「借り」ってのは、後で明かされるんだけど、なかなかグッと来るエピソードやねぇ。

最後の殺しの時、
ジュリアンは、燃え尽きかかっているのか、目がかすみ、
ターゲットを巧く狙えず、めっちゃ落ち込んでしまう。
自分が殺人の片棒を片棒を担いでいることに後ろめたさを感じているはずなのに、
そんなジュリアンを、アンタならできる、頑張れと励ますダニー。
少々風変わりな男の友情といいますか、
全く正反対の、普通なら交わることのない世界に生きてる二人が、
どこかで心が通じ合っているというか、互いを好ましく思っているってのが、エエやんかいさぁ。

妻役ビーンは、「アバウト・シュミット」で、
ジャック・ニコルソンの娘を演じていたホープ・ディビス。
ジュリアンの突然の訪問に迷惑がりながらも、殺し屋ってのに興味津々、
銃を見せてちょうだいと言ったり、気さくなジュリアンに親しみを感じて、
二人でダンスを踊ったり、あげくは、ずっとウチに居てもいいのよなんて言い出すし、
どこか陽気で、人なつっこい雰囲気の妻を、グッド・アクティング。
息子を事故でなくした後、アナタがいたから前向きになれたとダニーを見つめるところも、ええわぁ。
すごく美人ってわけでもないけど、人間的なぬくもりを感じさせる好感の持てる女優さんだ。

他に、ジュリアンに殺しの指令を下す男に、
ポール・トーマス・アンダーソン監督「ハードエイト」(96)の名演が忘れられない
フィリップ・ベイカー・ホール。
「ハードエイト」は、マイ・フェイバリット・ムービーで、
ラストで、ホールがシャツのソデの血を背広で隠す場面がメッチャ印象に残っていて、
シビレまくりの映画よ。

監督・脚本は、「ハンティング・パーティ」のリチャード・シェパード。
彼の作品はあまり見ていないんだけど、本作は、手際の良い演出と編集で、
俳優の持ち味を上手に引き出し、カラッと明るく、心がほっこりとしてくる
グッド・ムービーに仕上げていると思うな。

ザ・ジャム、トム・ジョーンズ、エイジアなど、一昔前のロック&ポップスの
使い方もウレシがらせてくれるし。

エンドクレジットの後、「映画を愛した父に贈る」とでてくるのも、
映画好きにとっちゃ、なんかイイ感じ。
ひょっとして、亡くなったお父さんに捧げる意味でなのかも知れないけど、
映画好きのお父さんなら、きっとオモシロイと喜んでくれると思うなぁ。

ブロスナンって、どこかカッコ悪いというか、無様なキャラもこなせるって分かったし、
こんな愛すべき無様男、また別の映画で見せて欲しいなって思わせられましたわさ。
ヒットしにくそうだから無理かもしれないけど。

ところで、「ザ・スナイパー」って邦題のDVDに、
ブルース・ベレスフォード監督、モーガン・フリーマン主演のサスペンス映画があり、
ブロスナン版のデータを検索エンジンで調べようとしたら、
フリーマン版ばかり出てきてしもた。
「ザ・スナイパー 殺しの共犯者」とか、副題つけとかなアカンのんと違う?
ま、どうでもええことやけど。

アルバトロス 2011年5月3日リリース



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プロフィール

森晴樹

Author:森晴樹
大阪市東成区大今里生まれ。大阪市内を転々とし、いつのまにか僕が生まれた町、大今里に舞い戻ってきてしまいました。
情報誌、PR誌の編集・原稿執筆を経て、現在はフリーライター。クロスワード他、クイズ製作もこなしとります。趣味は、DVDで映画鑑賞。

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