「ターボ」(13年・アメリカ) カタツムリがカーレースにチャレンジするCGアニメでおまんにやわ!

ターボ
アメリカン・コメディが、いくら本国でヒットしても日本じゃ、たいがい劇場未公開・DVDスルーとなってしまうけど、アメリカン・アニメも最近じゃ、同じ憂き目にあってるみたいで、本昨「ターボ」も、世界興行収入が日本円で約280億円のヒット作ながら劇場未公開・DVDスルー。
カタツムリが主人公ってことで、日本じゃ当たらんやろな、公開止めとこと会社の人が思ったんかしらね。
ちなみに本作は、3Dと作られたようで、3Dブルーレイも発売されているみたい。
ツタヤ・クラブ・マガジン誌で見開き2ページで紹介されていたし、リリース会社の20世紀フォックスにも特別ページが設けられていたし、ちょっと気になって観てみたんよ。
季節もぼちぼち梅雨時に入るし、カタツムリのアニメ観るには打ってつけかなとも思ったしね。
もちろん、3Dではなく2Dで。

観た感想だけど、トロトロ進むカタツムリがレーサーに憧れてるって設定が面白いし、
兄弟の絆みたいなもんを上手に絡めて、そつのない出来上がり。
ただ、登場キャラを多彩に登場させるのはいいけど、
メイン以外のキャラをいまいち生かしきっていないというか、ただの彩り止まりというか。
でも、飽きずに見れるし、正直なところ、兄弟愛にちょいホロリとさせれたわ。
ほんとに、ちょいだけどね。

テレビでカーレースを観るのが大好きなカタツムリのテオ。
”たとえ体は小さくても、夢は大きく”と日々、進むスピードを上げる訓練を繰り返していて、
レーサー気分が抜けず、ついつい危険な行為に及んでしまい、
それが、安全第一がモットーの兄チェットの心配の種。
ある夜、テオは路上レースの車のエンジンに巻き込まれてニトロを浴び、
それがDNAに作用して、猛スピードで走れる体になってしまう。
そして、カラスにさらわれた兄を助けようと道路に飛び出した。
兄を何とか助けたものの、メキシカンなタコス店を兄アンジェロと営むティトにつかまり、
彼の仲間内で楽しんでるカタツムリレースに参加させられることに‥。

アンジェロにとってもティトは、悩みの種の存在のようで、
寂れたマーケットにあるタコス店を流行らせようと、タコス寿司とかタコス&サル園とか、
いろいろアイデア出すんだけど、どれも失敗で、アンジェロに迷惑ばっかりかけてる!

そんなティトが、レースカー並に猛スピードで走れるテオに目を付け、
今度こそ、店を繁盛させられると意気込んで、
テオをインディ500のレースに参加させることにした!
同じマーケットのネイルサロンのママさんやホビーショップのオヤジ、車修理屋のムチムチ女店主、
それにカタツムリレースに出ていた古株のカタツムリ仲間たちと共に、
意気揚々とレース会場に向かうんだが‥。

監督は、「シュレック」「チキンラン」にスタッフとして関わっていたデヴィッド・ソーレンって人で、
彼の長編デビュー作。
監督だけでなく、原案も彼で、脚本も担当しているみたい。
カタツムリとメキシコ人のそれぞれの兄弟の愛情と絆ってのに焦点をあて、
アニメならではの縦横無尽のアングルで、レースのスピード感を上手に映像で見せてるな。
テオの憧れの人間のレーサー・ギー・カニエとの後半のレースシーンも結構スリリングだし。
でも、3Dで観たら、もっとワクワクさせられそうな気がしたな。

憧れのカニエが、ウヌポレ屋で嫌みなヤツってのも、物語の定番としてワルクはない。
こいつがイヤなヤツだけに、テオに肩入れし、応援したくなってくるわけよ。
おそらく、あちらの劇場では子供達はテオ、テオ、ターボと応援したんじゃなかろうか、多分。

安全が一番のチェットが、背負った殻が傷つき、ニトロ効果も失って走れなくなり、
くじけそうになったテオを「俺の弟は諦めない」と励ますところ、いいなあ。

ただ、ソーレン監督、デビュー作で意欲に溢れすぎたのか、欲張りすぎたのか、
最初に書いたように、せっかく魅力を発揮させられそうなキャラをいろいろ登場させながら、
描写が、ちょい弱いんよね。
レースのカタツムリ仲間も、リーダーのウイップラッシュ、ホワイトシャドー、
チェットと良い仲になるバーンなど出てくるんだけど、
あっさり描き過ぎてて、最後まで誰が誰だか名前を覚えられなかったし、区別もつかなかったわさ。
寂れたマーケットの店主たちも同様に、描写がいまいち弱い。

しかし、声の出演は、テオにライアン・レイノルズ、チェットにポール・ジアマッティなど
なかなか豪華やね。サミュエル・L・ジャクソン、スヌープ・ドッグなんかも声をやってるし。
ティトに、メキシコ人のマイケル・ペーニャが声を演じてるのも、丁寧な心配りがなされてるって気がするし。

ま、いずれにしろ梅雨時のうっとうしい気分を晴らすには、それなりにナイスな作品かも、やん。


20世紀フォックスホームエンターテイメント ジャパン 2014年4月23日リリース



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プロフィール

森晴樹

Author:森晴樹
大阪市東成区大今里生まれ。大阪市内を転々とし、いつのまにか僕が生まれた町、大今里に舞い戻ってきてしまいました。
情報誌、PR誌の編集・原稿執筆を経て、現在はフリーライター。クロスワード他、クイズ製作もこなしとります。趣味は、DVDで映画鑑賞。

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