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「ウェディング・バトル アウトな男たち★」(16年・アメリカ) 堅物オヤジと娘の恋人のハイテンション男の、ライトなノリのバトルやんかいさぁ!

ウェディング・バトル アウトな男たち★
アメリカのコメディ映画って日本じゃウケないのか、たいがい劇場未公開でソフトスルーってのが多いけど、この「ウェディング・バトル-」もアメリカじゃ週末興行収入ランキングで初登場4位と、それなりにヒットした(と思うんだけど)のに劇場公開は見送られソフトスルーとなっちっち。
出演が、「スパイダーマン」「オズ はじまりの戦い」のジェームズ・フランコに、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、「GODZILLA ゴジラ」にも出ていたブライアン・クランストンとメジャー俳優競演だというのにね。

映画は、堅物オヤジが、大学生の娘の恋人が全身タトゥーだらけでエッチ大好きなハイテンション男と知って、なんとか娘と別れさせようとする軽いノリのコメディ。
フランコとクランストンがキャラにナイスマッチで、脇役も充実しているし、なかなか楽しめるアメリカン・コメディだったやん。

ミシガンで印刷会社を経営するネッドは、
カリフォルニアのスタンフォード大学にいる娘ステファニーから、
恋人のレアードに会わせたいと言われ、妻バーバラや息子スコッティと共に娘のもとにやってきた。
娘の案内で訪れたのはレアードが暮らす大豪邸。彼はゲーム会社の若き社長だったのだ。
だが、全身タトゥーで言葉づかいも下品でチャラさ満々のレアードにムカッときたネッドは、
スティファニーに、あんな男とは別れろと言うが、娘はそれをやんわりと受け流す。
レアードの豪邸に泊るハメになったネッドは、レアードと二人きりの時、
彼から「娘さんプロポーズする許可を下さい」と突然言われ、オタオタしてしまう。
それだけでなく、ステファニーが大学をやめて、レナードが作ったNPOの財団で働くと知り、
あんな男に娘をやるもんかと息巻いてしまうネッドだったが…。

監督は「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズの脚本を書いているジョン・ハンバーグ。
監督作に日本劇場未公開の「40男のバージンロード」(09)があり、
アメリカで大ヒットしたそうだけど、コメディ作品には定評がある人みたい。
本作じゃ、ハイテンション男と彼に敵意剥き出しの堅物オヤジの姿を、
ライトなノリで軽やかに描いていて、気楽にケラケラ笑える。
主演の二人だけでなく、妻のバーバラやレアードの秘書グスタフなど
脇キャラも一癖ある存在として映画に弾みを付けてるし。

傑作だったのが、「ピンク・パンサー」のクルーゾー警部と助手ケイトのもじり。
レナードがゲーム会社CEOだから誘拐される危険もあるとかで、
それに備えて、グスタフがレナードが油断している時に
彼に襲いかかるという訓練が、何度も出てくる。
ネッドが「それって、ピンク・パンサーか?」とレナード達に聞くが、
「ピンク・パンサー」のことを知らないレナード達がきょとんとするのには、
なんかジェネレーションギャップを感じさせて、ヘンに面白かったわ。

日本製の水洗トイレ洗浄機のギャグも笑ったやん。
使い方が分からないネッドに代わってグスタフがリモコン操作するのもヘンに可笑しいし、
エッチをネッドから拒まれたバーバラーがトイレ洗浄機で不満解消するのも、
キワドイけれど、サラリとした下ネタでムフムフムフよ。
この水洗トイレ洗浄機が、最後に物語を締めくくる役目を果たすのも、
そんなアホなと思いながらも、まあそれもアリでしょと受け流してしまえるかな~?

ストーリー展開が、ちょいトロい部分もあるが、
気の利いたセリフと適度な下ネタ・ギャグ、ナイス・キャストのアンサンブルで、
大爆笑とまではいかないけど、まとまりのあるコメディ作品になってるな。

雑誌「映画秘宝」によると、本作はコメディ俳優ジョナ・ヒルが
ダスティン・ホフマンの娘と付き合っていた時にひらめいたアイデアだそうで、
友人のベン・スティラーと二人で主役をやる企画だったらしい。

ま、それはともかく、
フランコのハイテンションぶりは嫌味がなく、ゲスっぽさもないし、
クランストンの堅物オヤジぶりも実に様になってる。

グスタフ役のキーガン=マイケル・キーが、
有能なのにお茶目なところもあるキャラを気持ち良さげに演じてるし、
バーバラ役のミーガン・ムラリーの熟女な色気も良い感じ。

ネッドとバーバラがロックバンドKISSの大ファンだという設定から、
KISSのジーンとポールが本人役で登場し、
「アイ・ワズ・メイド・フォー・ラビング・ユー」を歌うのも楽しいやん。


20世紀フォックス 2018年6月6日レンタル&セル・リリース



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プロフィール

森晴樹

Author:森晴樹
大阪市東成区大今里生まれ。大阪市内を転々とし、いつのまにか僕が生まれた町、大今里に舞い戻ってきてしまいました。
情報誌、PR誌の編集・原稿執筆を経て、現在はフリーライター。クロスワード他、クイズ製作もこなしとります。趣味は、DVDで映画鑑賞。

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